1号に夜ごはんの用意を頼んでみた。
今までは頼んでも硬すぎるニンジンや大きすぎるジャガイモではあったものの、それなりにメニューを組み立ててご飯とみそ汁と、と作っていたのに、さすがに中学生ともなるとメニューに手抜きを覚える。
「お母さん、袋ラーメンじゃダメかなぁ」
袋ラーメンだと朝までお腹がもたんだろ。
「麺類...」
大鍋にお湯を沸かして、スパゲティを茹でる準備を始める。
しかしスパゲティは茹でる時間よりもお湯を沸かす時間に時間がかかるものなのだ。
ヒマになったらしい。
マグに牛乳を入れて電子レンジに入れ、温めた牛乳にココアを投入する。
飲みながら、また牛乳を電子レンジに入れてみる。
今度は待っている間に粉のココアを舐めている。
ご飯の用意だかおやつの時間だかわからんな。
「お母さん、インスタントコーヒーってお湯に溶かすの?牛乳に溶かすの?」
まぁどっちでもいいんだけど、と言うとお湯に溶かしたらしい。
「...どうして俺の作るものは、どうにも味がいまいち決まらんのだろう」
と言いながらマグの中のコーヒーを混ぜている。
覗くと、色が薄い。これ、コーヒーの量が足りないよ。
ま、いいし。とつぶやいて混ぜているそれを口にくわえて…あら。ストロー?
ぶくぶくとコーヒーの中で泡を立てる。
中学生がストローぶくぶくも嫌だが、ホットドリンクでそれをやるのはもっと嫌だ。
この記事に対するコメント[2件]
1. 貧乏神 — December 22, 2013 @18:54:09
中学生にはまだ早い?
Yumikoit December 24, 2013 @07:43:08
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