1号と2号の夏休みの宿題。
夏休みの前に課題図書が発表されてすぐに、本屋に連れて行って
「夏休みの読書感想文を書く本、選べよ〜」
と言って買ったのに、夏休みが始まるまでに1ページもめくらなかった1号。
2号は1回か2回読んだらしいが…。
案の定、夏休みに入って期限をつけて感想文を書くように言っても、ろくに進まない。
まず2号がギブアップして、別の本を探し出す。
…2号が生まれたころから家にある、虫歯と歯磨きの絵本。
はじめての長文に四苦八苦しながら何とか書きあげる。
1号の方はというと、読書感想文を後回しにして、ポスターに取り掛かり、先に済ませる。
で、その時点でまだ1回も本を読んでないわけだ。
案の定、一回読んでメモを取って1回目の下書きは、あらすじを連ねて「おもしろかった」でおしまいのもの。
ダメ出しをした瞬間、こちらも「やっぱり別の本にする」と言って子ども部屋の本棚をあさりだして別の本をとり出して、2日くらいかけて読んでから下書きをする。
…「ぼくがこの本を選んだのは…1番面白かったのは…2番目に面白かったのは…」でやっぱりあらすじメインの読書感想文。
これって、読書感想文じゃないよ。本の紹介文ていうもんだよ。
ともう一度ダメ出しをすると、途方にくれる1号。
ためしにさ。主人公の二人のうち、どちらかになりきったつもりで、手紙書いてみたら?
じたばたとあがきながら、手紙タイプの感想文を書いた日の、彼の日記。
「…でも、それは読書感想文とはちがうと思う」
そうだよな。1号はそういうと思ったよ。
というわけで、ネットで読書感想文の書き方のサイトを探し出し、1号に見せる。
「1番目に面白かったのは…2番目は…」
のタイプの書き方の次に、紹介されているそれを見て、
「これってお母さんが勝手に作った感想文の書き方じゃなかったんだ!」
と妙なところで感動する。
やっぱりなぁ。
マニュアルとか権威に弱いタイプだよね。これだけで気持ちを切り替えて書く気になるとはね。
結局、長さが足りなかったり字が汚かったりして何回か書きなおして、しかも前日の書きなおしを一回すると「今日の分はこれでおしまい」と止めてしまうので読書感想文に1週間以上かかった1号。
今日やっと最終稿を書き終えて嬉しそうに遊びに行ったのであった。よかったよかった。
この記事に対するコメント[4件]
1. も〜 — August 8, 2009 @23:27:52
Yumikoit August 11, 2009 @11:55:15
すぐにやらなくなるんだわ。きっと。
すでに1号にはその片鱗あり。
やれやれ。
3. まじん — August 11, 2009 @12:02:14
問題は中2息子。数学と英語はドリル形式のものがあったので、少しずつやるか、みたいな話をしただけで、「こんなの答え写せばいいだけなのに、いちいち口出しすんな」などと、おキレになられました。それでも根気よく話して、少しずつやるようになったけど。
問題は読書感想文と美術の課題。課題図書を借りてもないのはもちろん、美術は、提出用の画用紙が配られているはずのに、なぜか家になく、学校に取りにもいらっしゃってません。
さて、どうしたものか……。今の受験は、中1からの成績が内申書に付くんですよねぇ。その点もご忠告申し上げているのですけれど。まぁ、自分が中学時代も、美術の宿題とかはぶっちしてたけど。
Yumikoit August 19, 2009 @17:20:42
先日、1号の担任から残暑見舞いが届きました。
あれは、「宿題ちゃんとやってるか?」だったのかもしれない。
読書感想文は終わりましたが、1学期に貰って来た「3年生向けの推薦図書リスト」半分も読んでない。
夏休み中に読みなさいよ、という約束だったのに、7月末まで机のどこかに押し込んで、見ないふりをしていたのでツケが回ってきておりまする。はてさて
美術…私は小学校の時は苦手でしたが、中学校では好きだったので割と丁寧にやってたな。むしろ体育とかはもし出ていたらブッチしていたことでしょう
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