午前中はドッジボール。
昼から何としてもポケモンセンターに行きたい1号。
はてさてどうなるか。
私もドッジボールの方にちょっと用事があったので、練習時間に顔を出す。
練習が終わると、1号は体育館を出て自転車でぐるぐると回り、それから
「じゃっ、おかあさん!ぼく先に帰ってるね!」
先にって。
母、自転車にまだまたがってもないのに。
つーか、私と一緒に帰ろうとか、私が迎えに来たとかいう思考パターンはすでにないわけね。
しゃぁねぇなぁ。
1号が既に姿を消したあとを、私も自転車にまたがって他のお母さん方に挨拶をして家に向かう。
…ただいまぁ。
あれ?1号は?
「え。まだ帰ってないよ」
と飼猫氏。
途中別の道を帰って行ったのかな。それにしてもあっちの方が遅いとはちと不思議。
10分ほど待ってみたが、遅いので、試しに迎えに行ってみることにする。
通りに出ると、ちょうど向こうから1号のへろへろ自転車。
どうしたのよ。
「校門で…扉を閉めようとして、手を挟んで怪我した…」
って。扉ってことは、校門の横にある小さな通用口を回ったわけ。わざわざ?
で、自転車にまたがったまま扉を開け閉めして、で、自転車ごと挟まって、自分の手と脛をしたたか挟んだというわけね。
血が出ている1号の手。打ち身の足。
どんなに勢いつければ、こういう風になるんだろ。
「昨日も学校で遊んでて、転んで怪我して、2日連続で両手に怪我しちゃったぁぁぁぁ」
とぐずぐず泣き始める1号。
あ。ダメだこりゃ。
半分気力が落ちて、寝グズ入ってるわ。
家に入るなり1号の気配を察して飼猫氏が訊く。
「で、ポケモンセンターはどうする?」
先週の一件があるので、1号は迷いながらも
「今日はあきらめて家で寝る」
と昼寝決定。ポケモンセンターは遠いのぉ。
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