1号は外では強がりだが、家の中では第一子の例にもれず、実は甘えん坊。
「あと30分か1時間で1号が隣で寝てくれるからいいや」
と思ってかどうか、添い寝なしで気軽に一人で寝に行く2号と違って、1号は時々こちらの様子をうかがいながら
「…一緒に寝て?」
とカワイコブリッコする。
寂しい時とか、学校であったことで2号の前で話したくないことをこそっと言いたい時などによく出てくるセリフである。
一方、2号が「一緒に寝て?」と言うのはもっぱら1号相手。
1号が「ぼくはまだ眠くないもぉぉぉん♪」と言うと、ようやく私の方に「一緒に寝て?」がやってくる。
まぁ時間的にも、私も子ども達が寝てからやりたいことはたくさんあるわけで。
# 読みたい本とか読みたいマンガとか、見たいDVDとか大人の夕飯の支度とか。
ほとんどの場合、それらの要求が通ることはないんだけど。
1号が前の日に
「お母さん、明日の夜は一緒に寝てくれる?」
と言ったので、
「ちゃんと夕方の仕事もきれいに終わらせて、夜更かししないで寝たらね」
と約束する。
ところが、2号が夕ご飯の時に出た戦争の話などが怖かったと見えてひさしぶりに
「お母さん、一緒に寝て」が出た。
時間も8時15分とちょうどよかったので、1号も誘う。
しかし本を読みたかったらしい。
「ぼく、まだいい」
と言うので
「じゃ、あとでやっぱり一緒に寝て欲しいって言っても駄目だよ」
と言ったのに。
2号の添い寝が終わって帰ってくると1号がやっぱり言った。
「お母さん、一緒に寝て」
だからぁぁぁ。だめだと言ったろうがっ。
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