キューちゃんの行方

2号はキュウリの漬物「キューちゃん」がキライらしい。
以前はどんな漬物でも大喜びで食べていた記憶があるのだが、最近はお皿にキューちゃんがのっていると「キューちゃんイヤー」というようになった。
でも載せるんだけどね〜:P

さて、例によって最初に魚を全部食べてしまい、野菜の煮たのも全部食べてしまい、味噌汁の豆腐もあらかた すくいきった。
ご飯はいつものようにまだ殆ど手付かず。<残さないけど。

あぁら。おかずがないわね。じゃぁ漬物足してあげようねぇ。
大喜びの1号。要らないという2号。
てめぇ。なら何故、おかずといっしょにご飯を食べない。

その後暫らく静かな2号。
1号はササッと食べ終わって歯磨きの準備をしている。
ふとみると。漬物があらかた姿を消している。
またご飯が残ってるよー。いいかけて、汁だけ残った味噌汁の中を見てみると。
漬物の殆どが味噌汁に浮いている。

…苦手だからってそういう食べ方が許されると思ってるのかぁぁぁぁぁ。

─ 勿論、全部責任を取って食べてもらいましたとも!

? posted by Yumikoit at 11:20 pm

 

潮風のおくりもの

潮風のおくりものパトリシア・マクラクラン作/掛川 恭子訳

税込価格 : ¥1,223 (本体 : ¥1,165)
出版 : 偕成社
サイズ : 四六判 / 190p
ISBN : 4-03-726560-5
発行年月 : 1995.7
表紙のイラストに惹かれて借りた。馴染みのあるような不思議な絵だ。
読み終わってからじっと考えたら、1号に今読み聞かせているシリーズと同じ人が挿絵を描いていると気付いた。

ママは絵を描いていたかと思うと、焼く前のケーキだねを嬉しそうに食べていたりする。パパは毎晩コーヒーテーブルの上でタップダンスを踊る。
コーヒーテーブルの上で、ねぇ。
タップ自体、馴染みの薄いものだからよくわからないけれども、この国じゃぁそれが普通なのかなぁ。

玄関に1歳くらいの赤ちゃんが捨てられている。
置手紙には
「みなさんのことをずっと見てきました。
 りっぱなご一家にちがいないと思っています。
 みなさんが承知してくださらなければ、私はこの子を永遠に失ってしまいます。(中略)そして、いつか迎えにもどってきます。わたしはこの子を愛しています。」
なんて通俗的だろう。捨てられた子ども。

すぐに抱き上げるおばあちゃん。
警察を呼ぶことで赤ん坊の存在を拒否しようとするパパ。
すぐに遊んであげ、手を差し伸べようとするママ。

失われた子ども。その半年後に突然現れた子ども=ソフィー。

ソフィーとの生活を受け入れることで、生後間もなく失われた生命への想いは浄化されていく。

? posted by Yumikoit at 08:57 am

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