部屋を片付けたら

掃除したついで。
1号の机を置いた和室を片付ける。と言ったって、何がなくなるわけでもないんだが。

うん。なんとなく広くなったな。<どこが?

「広くなった」というのは確かだったようで、1号が帰ってきて和室に入るなり
「どうしたのっ!?これっ!
 まるで泥棒が入ったみたい!」
と言っていた。

そ、その言い方は…だいぶ違うと思うが…(脱力)

? posted by Yumikoit at 12:09 pm commentComment [2]

 

ズンデヴィト岬へ

ズンデヴィト岬へベンノー・プルードラ著/森川 弘子訳

税込価格 : ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
出版 : 未知谷
サイズ : 四六判 / 141p
ISBN : 4-89642-116-7
発行年月 : 2004.12
ドイツの児童向けのけっこう有名な小説らしい。
灯台守の息子。学校の友達はみな遠方の町に住み、休みには友達もなくすごす。
それが少年には寂しい。

ある日、近くにキャンプに来ていた子ども達の集まりに出会う。
彼らがどこからやってきたのか、どんな集まりなのか、それは結局よくわからない。
ただ、その日出会った。なんとなく気が合いそうだ。
彼らは、これから船に乗ってズンデヴィト岬へ行くという。
そして、少年の両親がいいと言えば少年を連れて行ってくれるという。

何日くらいの旅行になって、いつ帰ってくるのかとか、そういう具体的なことは書かれていない。恐らく夏休みのキャンプに来て、彼らには予定がある。
その予定の中で少年も一緒に来てもいいよ、と誘っているのだ。

少年は行きたい。
家に行くと両親もどうやら行かせてくれそうだ。
でも、町の知人が灯台に忘れて行ったメガネがあった。こんな時、そのメガネを届けるのはいつも少年が行っていたのだろう。
少年は、届けることを決心する。決心、なんて大げさなものではなくごく自然に。
そして行く先々で次のお届け物だったりトラブルに巻き込まれる。
心からの善意でごく自然にそれを受け入れ、人々の手助けをする。
そしてキャンプの出発に間に合わなくなった時。

少年の一途な思いと人々のごくごく自然な好意によって積み上げられて行く過程が気持ちいいな。

? posted by Yumikoit at 10:03 am

 

にんきものずかん

近藤 薫美子作・絵

税込価格 : ¥1,428 (本体 : ¥1,360)
出版 : BL出版
サイズ : A4変形 / 1冊
ISBN : 4-89238-899-8
発行年月 : 1999.10
利用対象 : 幼児
かわいらしいイラストで描かれたナメクジ、芋虫やゴキブリ、ムカデといった虫たち。
スタイルとしては「ミッケ」に似ているけれども日本語の文章ではじめから書かれたリズムと言葉遊び。
そして絵の組み合わせ。

咳で寝付かれずに起きて来た1号が読んではまり、朝起きて2号に見せて二人で宝探し。
アイスのあたりくじを探すついでに、「はずれ」「ハズレ」「カス」「ざんねん」の数を数えてみたり。
大きなおいもが大きすぎて見つけられなくて悔しがったり。
子どもの様子を観察しているだけで面白い。

? posted by Yumikoit at 09:56 am

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