振り子時計が怖い

私の実家には、大きな振り子時計があって15分おきに大きな鐘の音楽が響くのだが、これが2号には怖い。
時計は玄関の正面にあって、時計の隣から階段を上る。階段の脇にはトイレも風呂場もあるので、リビングを出ると時計の隣を通らないとどこにもいけないのである。

というわけで、帰省すると
「時計が怖いから一緒に行って」
と2号のお供が増える。

うっかり一人で階段を上っているときに、時報の鐘が鳴り始めてしまって立ちすくんでしまいうわぁぁぁぁぁぁと泣き始めた2号。
「おぐあぁぁぁさぁぁぁんっ、とけいがぁぁぁぁぁ」
と一歩も動けないでいる2号。

面白すぎるよ、お前は。

ところが危険なのはこの時計だけかと思っていたら、何とトイレにあるクリスタルの皿時計も怖いらしいのであった。慌てておばあちゃんが片付ける。んぷぷぷぷぷ。

? posted by Yumikoit at 08:04 pm pingTrackBack [0]

到着

というわけで、私の実家に到着。
新幹線の線路に近くて、しかも遮るものがないので列車が通るたびに大喜びで新幹線を見に行く。
おじいちゃんは時刻表を出してきた。

2階からの方がよく見えるから、と数十分おきに階段を駆け上がる1号。
階段の脇の振り子時計が怖くて一人では上がれない2号。んぷぷ。

? posted by Yumikoit at 08:59 pm pingTrackBack [0]

 

タバコの煙?

というわけで帰省初日。
渋滞を避けて常磐道を通ろうと企画していた飼猫氏、朝再度チェックを繰り返して東北道を北上することに決定。

幸いに渋滞に重なることもなく、順調に車を走らせる。
子ども達は時折視界を横切る線路に夢中で、新幹線は来るかなとか色々話をしている。

ふと、前方に工場か何かの煙が上る光景。
1号が言った。
「タバコの煙かな?」

─ いや。あんなに大きなタバコの煙はないと思うぞ。

? posted by Yumikoit at 08:54 pm pingTrackBack [0]

天気予報をチェックする。

私はかなりの暑がりで、今年は特にすぐにクーラーを入れたがる。
それを阻止するのは1号。特に風呂上りの夕食時なんてすぐに「寒い」と言ってクーラーを止めたがる。いや、クーラーに頼らないのは立派だと思うんだけど。

さて、明日から帰省。
ふと天気予報サイトで、宮城の最低気温と最高気温をチェックする。
…最高気温27度???
埼玉の最高気温はここ連日36度ですよ?

「ええ〜!そんなぁ、冬じゃん!」
といきなり言い切る1号。<いや、冬じゃないってば
─ 仕方ないなぁ。3分袖のTシャツメインにして、一応長いズボンも入れて。
クーラーに弱い1号にはパーカーも持って行くべきか。

それにしても1号よ。あんたさ。もう少し食べて脂肪をつけなさいってば。

? posted by Yumikoit at 10:08 pm commentComment [6] pingTrackBack [0]

カップ麺♪

お昼は昨日の2号のリクエストにより、手抜きでパン。

1号はなにやら菓子パンを選んでいたが、2号はバターロールの大袋を握り締めたのでお買い上げとなる。
それだけじゃなんなので、キャベツと人参・レーズンなどのサラダとタマゴサラダを作る。トマトも切って。
さ、好きなものをバターロールにはさんで食べよう。

とうもろこしも、1本を4つくらいに切ってゆでておく。

1号は自分の菓子パンを一つ食べ終えると、バターロールを2つくらい食べる。2号もバターロールにあっちはさんでこっちはさんで、3つくらい食べる。
とうもろこしが好きな2号はとうもろこしも2きれくらい食べる。
1号は、芯のついているとうもろこしには手を出さない。
…めんどくさがりやめ。

これで足りるのかな。ちょっと心配になったので、おやつを要求されて、買い置きのカップ麺を出した。

おおおおおおお!!!
子ども達の歓声。

そうだよね。去年、お友だちとカップ麺デビューはしたものの、それ以来また全く出さないまま2度目のカップ麺である。

わらわらわらと寄ってきて、1号はホットヌードル、2号はハーフの赤いきつねを選んでセロファンをはがす。
「ねぇねぇねぇっ。これ、どうするの?」
「フタ、はがしちゃっていいの?」
「どうすればたべられるの?」
と大騒ぎ。
粉末スープを麺の上にあけてから、予め沸かしておいたやかんのお湯をとりに行っている間に、1号が覗き込む。
「辛そうだなぁ。でも舐めてみたいなぁ」
ええぃ。どけ。

お湯をかけると、今度は時計の前に二人とも立って時間を数える。
─ カップ麺でそんなに盛り上がっていただけるとは、これ幸い、というべきなのかな。

? posted by Yumikoit at 11:21 pm commentComment [8] pingTrackBack [0]

ベランダの風景・弐

カーテンを閉めようとして空を見る。
「1号。ちょっとおいでー」
「なに〜?」

2号はまだ、夜ご飯のカレーを食べている。
食べ始めて1時間経つのになぁ。

とっくに食べ終わって、皿を台所に持って行ったあとで片付けるのを忘れていた落書き帳やら何やらを片付けていた1号。並んで窓の外を見て。
「うわー。真っ赤だねー」

ほんと。きれいな夕焼け。

? posted by Yumikoit at 10:37 pm pingTrackBack [0]

 

ベランダの風景・壱

ベランダで水遣りをしていると、2号がこちらを覗いている。…どうした?
「おじぎ草いぢめるっ!」
というなり飛び出してきて、プランターのおじぎ草をつつきまわす。

満足して2号が戻っていき、数分すると今度は1号が…(ふりだしに戻る)

? posted by Yumikoit at 10:15 pm pingTrackBack [0]

卵焼きの色は。

朝ごはんで卵焼きを焼く。
うちのレシピは、タマゴ2個に対して塩少々、砂糖大匙1/3くらい。パセリのみじん切りを混ぜることが多い。

「めだまやき〜?めだまやき〜?」
とフライパンを覗き込んで2号が言うので、違うよ、卵焼きだよ、と訂正する。
じぃっと覗き込む。
「黄色いねぇ」
毎朝見ているくせに、ホント好きだねぇ。
「お日さまみたいだね」
と言いかけたあとで、子ども達が小さい頃「三日月のオムライス」を作ったことを思い出す。
「それとも、お月様みたいな色かな」

2号はじっと考え込んでから
「ううん。お日さまの色。
 お月様の色はね、こっち」
と卵白の部分を透かして見えるほのかなパセリの緑を指差す。

ふぅん。そっか。白く透けて見える緑色が月の色かぁ。
なんとはなく「月は無慈悲な夜の女王」のフレーズが浮かぶ。
2号の色彩センスって面白いよね。

? posted by Yumikoit at 11:07 pm pingTrackBack [0]

冷蔵庫は開けちゃいけない。

冷蔵庫から水のボトルを取り出すのは、1号の役目。
牛乳も1号が出す。
時たま、タマゴも出す。

でも、1号がこれをできるようになったのはかれこれこの1年。
2号はまだ許可が下りない。

だってねぇ。身長が20センチも違うんだよ。
うちの冷蔵庫は、冷凍室が下半分で冷蔵室は一番上の扉。
2号は開けることはできても、水のボトルを取り出すことはまだ難しいと思うし、部屋の明かりもどんなに言っても消してこない子だから冷蔵庫のドアを必ず閉めることも忘れてしまいそうで怖い。

「2号、冷蔵庫開けちゃだめ!」
と言われると、もうイッチョ前に包丁だって使えるつもりの2号はほっぺたを膨らませて下唇を突き出して拗ねまくるけど。
でももう少し待ちなさい。ね。

? posted by Yumikoit at 09:34 pm pingTrackBack [0]

夕日と月と地球と。

夕方大分涼しくなってから外に出る。
1号はちょっとだけ縄跳びの練習をしてから、自転車に乗り始める。
2号も自転車。

中学校のグラウンドの向こうに、夕日が見えた。
「真っ赤!」と1号。
「オレンジ!」と2号。
ちょっと黄色に近いようなオレンジ色。空の色もまだ夕焼けというよりは空の青。

さて、2号はたくさん昼寝しちゃったから今日は少し夜更かしかな。
ちょっとクルマに乗ってお出かけ。
「おかーさん!お月さま追いかけてくるよ!」
と半月から少し膨らみかけた月を見てはしゃぐ2号。
うっとりとお月さまを見上げる。
「きれいねぇ」

家に帰ってきて、階段を上りながら飼猫氏は1号に、地球と月の距離と、太陽とのそれについて色々教え込んでいる。
「ええ〜!じゃぁ何で太陽はそんなに遠くにあるの?」
とびっくりする1号。
「おとうさん。ここがお昼の時は、地球の裏側は夜なの?」
そうそう。1号は地球が丸いという概念もそろそろ覚え始めたんだね。

? posted by Yumikoit at 10:56 pm pingTrackBack [0]

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