相変わらず側溝のフタの上をたどって歩くのが大好きな子供たち。
1号がインフルエンザを発症して4日目。薬は今晩の分で終わる。
しかし昨夜も37.7℃の発熱。う〜ん。ま、心配だよね。
普通だったらこういう時、クルマで通院するもんだろうけど。
悪くても自転車で通院するもんだろうけど。
飼猫氏がクルマで出勤。当然、選択肢は自転車か歩き。
昨夜からの雪でほんのり積雪。まぁ午後まで待てば解けるだろうけど。ううむ。
病気の子を連れて歩いていくのもどうかと思ったが、まぁ雪道を自転車で行くのもどうかと思う。
1号は午前中は比較的元気。どっちかというと部屋の中をうろうろと走り回って体力有り余ってるのかな。
子どもたちにスキーウエアを着せて、歩かせる。
1号インフルエンザ発症以来、家に閉じ込めていたので二人ともパァッと飛び出していってしまう。ええいっ止まらんかっ。
トットコトットコ、側溝のフタの上をたどって歩く。
1号はだいぶ先を歩いている。ちょっとちょっと。止まってよ。危ないよ。
側溝のフタの合間に、雪が積みあがっている。雪かきの産物。
ふわふわで、側溝の深さにたっぷりと。フタの高さまで。
というわけで。ズボ。
1号が足を思いっきりツッコむ。びえ〜!
あ〜あ。だから危ないって言ってたのに。
「なんでっこんな風にっなってるのっ!」
なんでって言われてもなぁ。だから注意しなさいって言ってたの。
1号は今度は注意深く歩いて、雪がふわふわに積みあがっているところはよけて歩く。
2号も調子よく歩く。お〜い。手をつないでくれ。
聞く耳もたずの2号。
おぃおぃおぃ。その先、行かない方がいいよ、落っこちるよ…。ズボ。…ビィッ(++!)
あ〜あ。何で言ってる先からそのまま落っこちるかな。
太ももまで雪に埋まりながらビエビエ言ってる2号。
よっこらしょ。抱き起こしてやる。
でも助けあげられるとまた走り出す2号。お〜いっ、そこはダメだってば!
あと一歩、のところでもう一度抱き上げる。今度は落ちずに済んだ。
なんで、落っこちるよって言ってるこちらの警告がぜんぜん耳に届いていないんだろうね。この子達は:(
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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はるかなるわがラスカル
スターリング・ノース著・亀山竜樹訳
出版社 ブッキング
発売日 2004.11
価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN 4835441397
いわずと知れた名作アニメ「あらいぐまラスカル」の原作本。
出版社がブッキング、ということは復刻版ですな。
確かに巻末に
本書は1994年小学館より発行された「はるかなるわがラスカル」を底本に復刊されました。
とある。
ふむん。
アニメでは自由な家風の元、家政婦の攻撃も飄々とかわしながら、病気がちの母親を気遣いながら、ニコニコと動物をたくさん飼う、いいところのお坊ちゃんといった風情のスターリング少年。
実在のスターリング少年が、大きくなってから子どもの頃を懐かしんで書いたのがこの本だというのは知っていたが。
初期設定としては家政婦はまだ存在しておらず。
母親は既に亡くなって、何の職業かよく判らないままになんとなくリッチで浮世離れしている父親。
遠方に住む姉2人。
へぇ。お兄さんもいたんだね。しかも戦時中だったんだ。フランスに出兵中。
アニメではあまりにも子ども達がみんな幸せそうで、気づかなかったが、この原作本でも戦時中といった悲壮な雰囲気は全くない。
母親を失ったラスカルを可哀相に思って飼うことに決めたアニメの経緯とは違って、もっと少年らしい好奇心でアライグマの巣から一匹の子アライグマを捕まえる。
家庭菜園や新聞・雑誌売りで小遣いを蓄えては趣味のカヌー作りの材料につぎ込んでいるその様子は、いかにも少年らしくてほほえましい。
うちの小僧達もこんな風になるのかな。
親友の母親が示してくれる優しい態度に、なくなった母を思い出してそっぽを向いてみたり、小言を言いながらもパリッとした格好を弟にさせようと流行の洋服を着せようとする姉にちょっと反発してみたり。
浮世離れした淡々とした気性の父親とはいい友だちといった感じでマイペースな関係を築いているが、スターリング少年が父親像をそう捉える一方で父親の方は、檻の中にラスカルを入れなくてはいけないスターリングの気持ちを気遣って自分の仕事にかこつけてキャンプを提案したり、さりげなく父親らしい気遣いを見せる。
気になるのは、小説の終わりの方で明らかにされる事実。ラスカルと分かれて3年後に車椅子の生活になってしまうスターリング少年。実際の出来事はストーリィの終わったあとのことらしく、詳細は書かれていない。彼がこの自伝的小説を書くことになるまでの、彼の生き様とか色々読んでみたくなる。
そのことは抜きにしても、年頃の少年の好奇心の塊とかまっすぐな気性とか、感受性の高さとか。とても気持ちよく読めた1冊だ。
? posted by Yumikoit at 01:59 pm TrackBack [0]
ふむ。光栄かも。
+J.M.WIKING+ の参考にしたいWikiデザイン でYumikoit!?Wikiが取り上げられていた。
いや、基本的にはYumikoit!?WikiもこのBlogも同じ方針でデザインしているんだけどね。
そういや、背景画像はItofamily Factry でセット配布しているが、大見出しに使っている画像はまだフリー配布していないな。
いや、してもいいんだけど。
いや、基本的にはYumikoit!?WikiもこのBlogも同じ方針でデザインしているんだけどね。
そういや、背景画像はItofamily Factry でセット配布しているが、大見出しに使っている画像はまだフリー配布していないな。
いや、してもいいんだけど。
? posted by Yumikoit at 01:24 pm TrackBack [0]
暁の円卓 3〜4巻
★★☆☆☆
ラルフ・イーザウ著・酒寄進一訳
出版社 長崎出版
暁の円卓〈3〉暗黒の歳月(前編)
発売日 2004.10
価格 ¥ 1,995(¥ 1,900)
ISBN 4860950453
暁の円卓〈4〉暗黒の歳月(後編)
発売日 2004.10
価格 ¥ 2,310(¥ 2,200)
ISBN 4860950461
2巻分あわせての感想。
しかし難しいねぇ。100年分の歴史に絡めて、特異な能力を持つ主人公と悪の組織との対決を描くこの大長編。
タイトルどおりにストーリィも暗黒の時代に入ったのか。
ネグロマヌスに踏み込まれて直接対決!…いとしいわが子を失ったり、12個ある指輪の2つ目を手に入れたりといった直接・間接的な対決がないわけではない。しかし主人公の打つ手はいまいち後手後手で積極性に欠ける。
せっかくの世界恐慌〜第2次世界大戦と世界の激動の時期なんだけどなぁ。ここは主人公の若さゆえのアクションをもっと多用して欲しいところだよね。
アインシュタインとか歴史上の人物も沢山出てくるけどいまいち描ききれているとも言い難いし。
もっともっと個々の場面展開はドラマティックで残酷のような気がする。
それが薄いベールを隔てたようにリアリティがないのはどういうわけなのかな。
もちろん、このストーリィの計画通り長期戦を覚悟するわけなだから、このあたりに打って置く手が後半の大活躍に津がなりそうな複線を用意して欲しいものだ。ま、次に期待しておこ。
? posted by Yumikoit at 12:21 pm TrackBack [0]
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