というわけで、昨日の続き。
コメントにも書いたとおり、2号は結局昨日のお昼寝のあと、2回吐いた。
2回目は夕食の最中に吐いたが、吐き終わってから残りのお粥を完食。
立派な食欲だよ、全くあんたは。
1号の方はというと、夜中いきなり起きて、心配で覗き込んだ飼猫氏に向かって吐いた。
汚れ物の片づけをしたあとで、飼猫氏は真夜中に風呂に向かう。ご愁傷様。
結局夜中通して3回吐く。
ううむ。うつったか。
そんなだから当然、子ども達は朝起きられない。
7時半頃2号が、8時だいぶ過ぎて1号が起き出す。
ぐっすり眠れたのか、午前中は二人とも元気。
朝食は1号は手をつけなかったものの、2号は完食。水分も十分摂れている。
昼食には1号も少しお粥を食べる。2号は1号の残した粥まで分捕って食べている。
1号にも2号くらいの食欲があれば安心なんだけどね。
そうはいっても、2号もやっぱり風邪が治ったというわけでもないらしく、午後は下痢便。あらあらまぁまぁ。
子ども達二人を無理やり、昼寝させて。
昼寝から起きるとまた、プラレールに興ずる子ども達。ええい、回るなぁっ!
明日は二人とも、小児科行こうね。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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プラネット・サムライ
夏坂眞一郎 著
夏坂氏とは同郷の縁で、以前よりサイトに出入りさせていただいていたが、具体的な作品を見せてもらうのは、サイト以外では始めて。
元々中学時代にも、文化祭で一部屋を独占しての個展を開いていた鬼才である。
文化庁メディア芸術祭のコミック部門で優秀賞を受賞 したこの作品。
このような表現もあったのか。
確かに落書きをして即興のイラストなど描いているときには、キャラクターがどんなシチュエイションでどんな台詞を言っているシーンなのかとか、そういうことを夢想しながら描いてみたりとかするものだ。
フィギュアとかでもきっと同じことであろう。
それが、作品の臨場感を増す。
夏坂氏はそれを推し進めて、オリジナルのフィギュアを登場させた本を一冊作ってしまった。
曰く、フィギュアをテーマに写真を撮り、それに文章をつけた新しいストーリィ作品の登場──バンドスキュルテ──である。
精巧に作られたフィギュア。実際の風景写真と合成されたその画像は本当にそういう光景があったのかと思わせるくらいにリアルだ。
うちの飼猫氏は横から覗き込んで
「これ、全部CG?え。フィギュアなの?」
と言ったくらいである。
メインページは左側にそういうフィギュアでつづられるストーリィ。
右側のページにストーリィの文章。フランスでも販売されている関係もあり、フランス語と日本語の両方で。
勿論、ストーリィが面白くなければつまらない。
浪人風の男が歩いている。蛮十郎。
余談だが、結構夏坂氏に似ていると思う。いや、若いころしか覚えていないけどさ。そこに現れる美少女剣士。
モンスターとその身体から作る不思議な鎧。
語られていない部分を空想でつなぎ合わせながら、読み進める楽しさがある。それが、ストーリィの厚みにつながっているような気がする。
私は普段、漫画以外は小説が多く、こういった映像からストーリィを組み立てる作品群は初めてだが、小説から空間映像を脳内で組み立てる楽しさとはまた別の面白さを感じる…知らない映画のパンフレットを読み進めて、映画の楽しさを知るような。
モンスターは次作のHURRY 3000にも出て来そうだ。モンスターの謎は今後さまざまな作品群で掘り起こされていくのか。そういう楽しみ方もあるなぁ(^ー^)
早くHURRY 3000の本も作ってよ。
購入は、日本国内からの購入の場合、池袋のジュンク堂にいける人はジュンク堂にて。
それ以外の場合にはネットでの購入がよいであろう。
ジュンク堂のサイトには直接のリンクがないが、メールで問い合わせれば定価に送料および代引き手数料を加えた金額で購入することが出来る。
作者本人のサイトからであれば、特別価格に送料(¥300)を加えた金額のみで購入することが可能だそうだ。
> 夏坂眞一郎氏のサイト
購入
→ ジュンク堂書店池袋本店 (オンラインではメールにて注文)
→作者のサイトから購入
まぁ友だちなんで、宣伝モードが入りましたが。
本人は恥ずかしいからいいって言ってたんですが、マジ面白かったんで無理やり書評書きました(笑)
本書評内の写真、画像は全て夏坂氏の了承を得て、本人のサイトより転載させていただきました。
夏坂くん、ありがとう。
本人は恥ずかしいからいいって言ってたんですが、マジ面白かったんで無理やり書評書きました(笑)
本書評内の写真、画像は全て夏坂氏の了承を得て、本人のサイトより転載させていただきました。
夏坂くん、ありがとう。
? posted by Yumikoit at 11:40 am Comment [2] TrackBack [0]
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