2号は子ども番組が好き。テレビが好き。ついていれば延々見る。
幼稚園から帰ってきてはすぐに子ども番組を要求し、それがなくなる時間になるとビデオを要求する。
それも、ここ数ヶ月はいつも「プラレール」のビデオのみである。
あまりビデオばかり見るので、
「ビデオは、お昼ご飯が終わってから幼稚園のお迎えに行く2時間だけ」
という約束をした。
これならあまり沢山見せたくない日は、しらばっくれてお昼ご飯の時間を遅めにすれば済む。
すると、やっぱり毎日その時間はプラレールのビデオを見る。
あまり毎日見ているので、絵本の中の特急ソニックを見ると
「♪ソニックソニック883」
とビデオに出てくるメロディ付きで歌うわけだ。
「今日は、トトロ見ようか」
と言ってみると珍しく同意するので見せてみた。
いつもは大好きなプラレールのビデオを見ていても、パソコンに向かっている私のひざに登ってきたりして甘える2号が、今日ばかりはえらく集中して見ている。
たまには違うビデオもいいなぁ。
幼稚園のお迎えの時間になったので、途中だったがビデオを消して幼稚園に向かう。
「メイちゃん、可愛いね。ちっちゃいから、2号かな?」と言うと
「そぉ。にごは、めい、で〜す♪」
と言う。よっぽど気に入ったな。にひひ。
やって来た1号にその話をすると
「1ごーは、さつきだよー」
と言うので
「何を言うか。さつきちゃんは小学生だぞー」
と言うとちょっと困った顔で笑った。
1号にとってはメイはすごく赤ちゃんに見えるのかな。
続けて
「あのね。1号。知ってる?メイちゃんは、4歳なんだよ」
と言ったら
「えええっ。だって、メイは幼稚園行ってないよ!」
…ううむ。1号にとっては4歳は幼稚園に行ってるトシだもんねぇ。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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幻影のペルセポネ
黒田研二著
出版社 文芸春秋
発売日 200409下旬
価格 ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN 4163233008
ヴァーチャルリアリティをテーマにした推理小説というと、私が一番最初に読んだのは岡嶋二人の「クラインの壺」だったなぁ。
こちらはヴァーチャルリアリティというよりはネット界のヴァーチャルコミュニティが舞台。
ゲームのような感覚で、ネット界にいる色々な人たちとおしゃべりする。RPGのような画面で、自分の作ったアバターが歩き回る。
パソコンやネットが舞台、というと何でもトリックありあり、みたいな印象があるけれどもこれは違う。プログラムの作成や、ネット界での成りすまし。二重に登場してくること。別の名前でのログイン。もろもろ。
ちゃんと基本を押さえながら、それでいてきっちりとミステリになっている。
ちょっと物足りないというか、出来すぎているのは、ヴァーチャル空間に出てきた殆どの登場人物が、現実社会で主人公の周りにいた人物であったということ。普通はもっと、世界各国(日本語ベースのサイトでも、せめて国内全域)に散らばってるもんじゃない?
まぁこれはこのヴァーチャル空間が、テスト運用というかかなり限定されたものであるという設定上の制限が効いているんだろうけど。
それでも十分に楽しめたミステリーでした。うんうん。
しかしなぁ。こんなの本格的に始めたら、ホントただでさえパソコンの時間が長い私はパソコンの前から動かなくなるのが目に見えてる。危ない危ない(^_^;)
? posted by Yumikoit at 09:23 am TrackBack [0]
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