というわけで、久しぶりに徒歩通園。
朝家を出るなり元気よく駆け出す1号。ちょうどゴミの日なので、ひとつゴミ袋を持ってくれる。
ゴミを出してから…おーい、すっとんでくな。
2号も後に続く。すぐ転ぶけどね。
お帰りのあとも下足置き場でズックを履きかえるなり、園リュックを私の腕に押し付けて園庭に飛び出していった。
お昼寝から起きたばかりの2号はしばらくベビーカーの中にいたが、その内遊びに行きたくなった模様。
「おいうーおいうー(おりるおりる!)」と叫ぶのでベビーカーからおろすとやっぱり園庭に走っていき、ジャングルジムによじ登る。
1号は飛行機型のジャングルジムの、翼の部分にのぼりたい。
ウンテイになっている翼の部分の上を、四つんばいで歩きたいのだ。
でもどうやって翼の上にうまく脚をのせてよじ登れるのか。まだよく判らなくて
「おかーさーん。お手伝いして!」
と叫ぶ。
おぃおぃおぃ。2号ですら「抱っこしません強化月間」なのに、1号のことそんなことできないよ。
そういっていると、年上のTくんが「ボク手伝ってあげるよ!」とするするするっと登って後ろから押し上げてくれた。
本人も満足の模様。
いつもどおり?1時間あまりも遊んだあとで走って家に帰った。
あー。またこの生活が始まるのねぇ。はふ。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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蟲師 5
漆原友紀著
出版社 講談社
発売日 2004.10.22
価格 ¥ 620(¥ 590)
ISBN 4063143619
生み直しの話。
ちょうどクライオニクスの話を読んだあとだが、こちらも「自分の母を産みなおす」話があって、自分の子が母とは思えない…思いたくないストーリィ。
今生きてる時間を誰かにくれてやるなら、母さんのままで死んだ方がいい。
そうだよなぁ。
山抱く衣。
産土を吸った羽織。故郷の土。
懐かしい土の香り。
うん。この話は結構好き。
私が生まれた土地はもう、ずっと遠くになってしまったけれども、いつか帰れるところがあるというのはいいことかもしれない。
? posted by Yumikoit at 01:31 pm TrackBack [0]
カウンターが…
ここ連日、不思議と突然カウンターがゼロになる現象が続いている。
すげー不快だー。原因は何だろうなぁ。トホホホホ(++!)
すげー不快だー。原因は何だろうなぁ。トホホホホ(++!)
? posted by Yumikoit at 01:29 pm TrackBack [0]
誰も死なない世界
ジェイムズ・L.ハルペリン〔著〕・内田昌之訳
出版社 角川書店
発売日 2002.07
価格 ¥ 1,000(¥ 952)
ISBN 4042788025
昔あったコールドスリープ?がテーマのSF。
コールドスリープ…作品中ではクライオニクスによって主人公は「人が死ななくなる時代」まで眠り続けることになる。
初期に冷凍された人たちの周りで起こる遺産相続問題。
目覚めるまでの時代の変化。
クローニング技術とAI技術の進化により、殆ど半自動化されて幸福な世界が待っている。
あまりにも楽観的な未来。食糧事情はバイオテクノロジーその他によって解決されたかのように書いてあるけど、土地や住の問題はどうなのかな?資源開発は?増えすぎる人口問題はどう解決する?流し読みの部分にもっとその辺の記述があったのかしらん。
主人公は幸福な社会に復活して、同じく凍眠していた自らの母や子どもたち、親友を次々と冬眠からよみがえらせる。復活させるべき身体が失われていた妻にいたってはクローニング技術によって同一の遺伝子を持つ子を作り出し、そこに自分の記憶を少しずつ注入することによって妻の生き写しを再度得るまでに到る。
でもどうなんだろう。この小説の中の世界では、新しき未来ではついに新しい生命とは出会えなかった。息子が凍眠から覚めたのちに出会い、結婚することになった女性は、父親の古い友人の曾孫娘だった。
父親の生きてきた生のある証。
そういう意味では、ストーリィとして成り立っている。
しかし、新しい命が生まれることなく、自分の母親の記憶、父親の記憶、大事な古い友人たちに囲まれた世界。
失われた古い絆を復活させるのみの世界というのは、ある意味未来のない話ではないだろうか。
…あとがきによると、クライオニクスって実在の機関があるのね。つーことはこりゃ、クライオニクス布教の小説かぃ!
? posted by Yumikoit at 10:13 am TrackBack [0]
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