今日は月に2回ある、近所の保育園の幼児教室。
なんでも今日は、保育園の秋祭りで、子どもたち向けのお店屋さんごっこがあるらしい。
最初に、ホールの中央に作られた簡易舞台で年長の子達がお遊戯。
一緒に踊りだす子、緊張してお母さんにしがみつく子。
2号は興味津々だけど、お遊戯の子達が降りて行ったあと、一人で舞台に上がりたがる。え〜いっ。お前は観客席だっ。
保育園の子どもたちが作った紙製のたこ焼きや、同じく紙製のりんご飴。やきそばももちろん紙製。
金魚すくいはプラスチックのおもちゃの金魚を柄のついたざるで掬い上げるもの。
お店屋さんも保育園の子どもたちだ。
年長年中くらいの子どもたちが
「いらっしゃいいらっしゃ〜い!」
とやっている。
2号が夢中になったのは、ころころ遊び。
会議用テーブルの片方の脚を折って、斜面にしてあるところに、牛乳パックで作った迷路のような道筋に、松ぼっくりなどの好みをころころと転がしてどこに着くか遊ぶゲーム。
すぐそばのお面コーナーにも目もくれずに、延々コロコロと遊び続ける2号。
最後に、別室で先生の作る綿菓子を貰う。
1号に初めて綿菓子を買ってやったときを思い出す。
どう見ても食べ物とは思われないソレをしばらく眺めていて、飼猫氏が一口、食べて見せたらこわごわと口に入れる1号。ちょうど2年位前、2歳過ぎのことだったと思う。一口食べたら、あとはもうクチを開けっ放しでどんどん口に押し込んで、解けて甘さが口に広がるのを楽しんでたなぁ。
というわけで、2号にも割とドキドキして綿菓子を与える。
初めて見る綿菓子にやっぱりきょとんとしている2号。
ひとくち分、つかみとって口に入れてやる。私も一緒に食べる。
そぉっと味わっている様子。うむうむ♪
もうひとくち、口に入れてやろうとした。
…口をぴったりと閉じて顔をいやいやと横に振る。嫌いなの?
とりあえず私がまた食べて見せて、もうひとくちつかみとって口元に持っていく。
やっぱり顔を背ける。
そういやチョコレートとかの甘みのきついものよりも、この子はおせんべいの方が好きかも…。
綿菓子が嫌い、とはちょっと意外でした。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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ドリアン・グレイの肖像
ワイルド〔著〕・福田恒存訳
出版社 新潮社
発売日 2004.07
価格 ¥ 620(¥ 590)
ISBN 4102081011
自分の美を称える肖像画。画家がその全てをかけて描いた肖像画でもある。その肖像画に対してふと
「もし『ドリアン』がいつまでも今のままでいて
代わりに肖像画が萎びてゆくのだったら
どんなにすばらしいだろう」
とつぶやく。
ある日ふと、自分の退廃的な方向への変化が、自分自身ではなく絵に表れていることに気づくドリアン。
身分の違う下層階級の女性への恋とその破綻。女性の自殺。
阿片窟。
ありとあらゆるデカダンの享楽。
そして画家を殺害。
ドリアンはさまざまな悪徳に染まっていくが、彼自身の風貌は変わらない。
全て、絵が肩代わりしているからだ。
そして絵に刃を向けたとき…。
耽美主義的な文章は、古風だけれども読みやすい。
? posted by Yumikoit at 12:17 pm TrackBack [0]
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