2号が最初に言った乗り物の名前は、「ちゅっちゅっちゃ!」
救急車のことか、収集車のことか判断に困ったが、前後の状況から判断するにどうも収集車を早く覚えたらしい。
まぁ1号の幼稚園の送り迎えでよく会うもんね。
という訳で、市内のリサイクルセンターのリサイクルフェスタ。
しばらく近くの公園で遊んでからレッツゴー。
行くのが遅くなってしまったが、目当ての収集車試乗体験にはぎりぎり間に合った。
収集車が見えるなり
「あっ、ボクぐらいの子が乗ってるよ!」
とチェックの厳しい1号は、最初から乗る気満々。
お父さんやお母さんのひざに乗って乗るんじゃなくて、自分で乗りたいと主張したが、幼稚園生は親と同伴だと言われてしぶしぶ飼猫氏と乗り込む1号。しかし実は満面の笑み。
1号が行ってしまうと、自分も一緒に乗れると思っていた2号が号泣して、回りのスタッフの失笑を買っている。え〜い、はずかしいぞ。
次の収集車が来たので、まず私が、次に2号を受け取るカタチで乗り込む。
ポラロイドで記念写真。
出発してまずはリサイクルセンター内にあるリサイクル物品を降ろす箇所まで連れて行かれる。2号よかったねぇ。と顔を覗き込む。しかし2号の表情が凍りつき、眼はじっと一点を見つめている。どうやらあまりにも興奮しすぎているらしい。集中してすべてを見ようとしているのか。
次に埋立地へ。
広く見えるが、ここもあと5年くらいでいっぱいになるらしい。というのは、跡で合流した飼猫氏が、同乗したリサイクルセンターのスタッフに聞いたハナシ。
あんなに分別しても、結局ごみの量が減るのではなくせいぜい現状維持にとどまるってこと?
埋立地から元の乗った場所へ戻る間に、他の収集車とすれ違う。
「しゅーっしゅーしゃ!」
とそこだけ元気に2号が叫ぶ。
いやぁ、この子、クルマの名前では一番早く覚えたのが、ゴミ収集車なんですよ、と言うと運転しているスタッフの方が微笑む。
何歳ですか、と言われて歳を言うと、うちの子は3歳になるまであまり喋らなかったなぁ。と言われる。そうだよなぁ。1号も2歳になるまで殆ど喋らなかった。
ちなみに1号が最初に覚えたクルマの名前は、あーりあー(カーキャリアー)だったりする。
10分ほどだったが、戻ってみると1号はエライはしゃいで自分の経験を話したくてうずうずしている様子だった。発車時にとってもらったポラロイドを受け取って降りる。
2号も硬直はしていても得がたい経験だったらしく、家に帰ってから収集車、収集車と言い続けていた。
しばらく収集車ごっこをしているんだろうな。子供たち。
リサイクルフェア。働くクルマ好きの子にはお勧めです♪
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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わたしのおふねマギーB
アイリーン・ハースさく・え・うちだりさこやく
出版社 福音館書店
発売日 1979
価格 ¥ 735(¥ 700)
ISBN 4834004872
これは幼稚園から週2回借りてきている絵本。
海の星に、願い事をしたマーガレットは、朝起きるとその夢がかなっているのを知る。
大好きな弟と一緒に、自分の名前のついた船、マギーBに乗っている。
飼猫氏が読んだが、「のんびりしたいい話」という評価。
1号は「楽しい絵本」という評価。
? posted by Yumikoit at 09:19 pm TrackBack [0]
みかん三昧
みかんをもらった。しかも一箱。
1号も2号もダンボールを覗きこむなり食べる、食べると大騒ぎ。
とりあえず1個を二人で分けて食べさせる。夕食も近いしね。
夕食は少なめ。お昼ごはんの時間が遅かったし、量もたくさん食べてたからあまり食べられないだろう。
しかし作っている最中から2号は
「あっびっか!あっびっか!」
とダンボールを覗き込んでいる。どうやら「おみかん」のことらしい。
「ご飯食べたらね」
と牽制をかけつつ、夕食にする。
二人とも少し苦労しつつ、それでも「あっびっか」に釣られて何とか完食。
じゃぁ、おみかん食べようね。と言うと1号がダンボールの中のみかんの様子を覚えていたのか
「ダイダイのも、黄色いのも、緑のも食べたい」
と言う。ほほぉ。
一応、オレンジ色の強いのと、緑のを出す。
2号は私が皮を剥くはじから食べているので、1号よりも早く食べてしまう。
一方、皮を上手に剥けなくて、身に指でえぐった跡をつけつつも食べまくる1号。
2号が二つ食べ終わったとき、1号はまだ二つ目の途中を食べていたので、2号がもっとと食べたがる。
しかたないなぁ。と3つめを剥く。でもこれ、一個は多いよね?
半分ずつ分けよう。と半分こして二人に分けた。
しかし食べ終わると1号が黙ってもう一個剥き始めた。
ええっ。もっと食べるの?
最後の1個も二人で分けて…完食。おそるべし。
1号も2号もダンボールを覗きこむなり食べる、食べると大騒ぎ。
とりあえず1個を二人で分けて食べさせる。夕食も近いしね。
夕食は少なめ。お昼ごはんの時間が遅かったし、量もたくさん食べてたからあまり食べられないだろう。
しかし作っている最中から2号は
「あっびっか!あっびっか!」
とダンボールを覗き込んでいる。どうやら「おみかん」のことらしい。
「ご飯食べたらね」
と牽制をかけつつ、夕食にする。
二人とも少し苦労しつつ、それでも「あっびっか」に釣られて何とか完食。
じゃぁ、おみかん食べようね。と言うと1号がダンボールの中のみかんの様子を覚えていたのか
「ダイダイのも、黄色いのも、緑のも食べたい」
と言う。ほほぉ。
一応、オレンジ色の強いのと、緑のを出す。
2号は私が皮を剥くはじから食べているので、1号よりも早く食べてしまう。
一方、皮を上手に剥けなくて、身に指でえぐった跡をつけつつも食べまくる1号。
2号が二つ食べ終わったとき、1号はまだ二つ目の途中を食べていたので、2号がもっとと食べたがる。
しかたないなぁ。と3つめを剥く。でもこれ、一個は多いよね?
半分ずつ分けよう。と半分こして二人に分けた。
しかし食べ終わると1号が黙ってもう一個剥き始めた。
ええっ。もっと食べるの?
最後の1個も二人で分けて…完食。おそるべし。
? posted by Yumikoit at 08:48 pm Comment [2] TrackBack [0]
レーナ・マリア―フット・ノート
レーナ・マリア著・ビヤネール多美子訳・瀬口巴訳
出版社 小学館
発売日 1998.03
価格 ¥ 1,400(¥ 1,333)
ISBN 4093560617
笑顔の素敵な女性である。
チャーミングな笑顔で鏡に向かい、口紅を塗る表紙。
しかし口紅を持っているのは、足だ。
生まれながらにして両腕を持たず、片方の脚が極端に短い彼女。
可哀想、と言うのは簡単だ。しかし生まれながらに眼が見えない人が色鮮やかな世界を知らないのと同じように、彼女にとっては生まれながらに与えられた環境だ。
可哀想、と言われて育ったのではなく、それも個性として弟と同じようにわけ隔てなく育てられた彼女は、非常に幸福な女性だと思う。
彼女を育てたご両親の勇気と努力こそがすばらしいのだろう。
不幸だと言われて育ったのではないからこそ、愛情あふれる家庭で育ったからこそ、彼女の笑顔がきれいなのかもしれない。
人生の暗の部分ではなく、陽の部分を見て生きたいとき。前を向いて歩いていきたいときに、勇気付けられる気持ちになる。
? posted by Yumikoit at 06:38 pm TrackBack [0]
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