はたらくじどうしゃ・3 はこぶくるま

山本忠敬さく・え

出版社 福音館書店
発売日 1985
価格  ¥ 540(¥ 514)
ISBN  4834005844
★★★★☆
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ミキサー車、バルクトラック、ジェットパック(って初めて名前を知ったぞ)、キャリアカー(カーキャリアーって書いてある絵本もあるけどどっちが正しいの?)、冷凍車、ロードラガー(一種のダンプトラック)、セルフローだ、ダンプトラック、カーゴトラック、パワーゲートつきトラック、コンテナ車、トレーラトラック、小型トラック、バントラック、ダブルキャブトラック、フォークリフト、トーイングトラクタ、ウイングカー、ボトルカー、飼料輸送車。

シンプルで正確かつ飽きの来ない絵柄に、事実のみの簡単な説明。
乗り物好きの1号にはやりこのシリーズは堪えられないらしい。多分ほとんどのトラックの名前を覚えているんだろうなぁ。

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昼寝しろよ〜

いつも2号の昼寝時間は午前中だったはずなのだが。
体力がついてきたのか、最近はなかなか昼寝をしない。

更に晴れた日は幼稚園へ1号を送っていくついでに、2号もたくさん歩けるので適当に疲れて寝てくれるのに、今週は雨や雪が続いていたり路面が濡れていたりで ほとんど歩かせることができない。

…というわけで、幼稚園のお見送りのあとも元気いっぱい。
テレビの子供番組を見て、おもちゃを片っ端から引っ張り出し、それでもつまらないと抱っこをせがんで窓の鍵や壁面の灯りのスイッチをいじりたがる。

まぁ午前中買い物に出かけやすくていいんですが…。そういやお尻拭きがもうなかったな。ついでに幼稚園の月謝を振り込んで、郵便局にも寄ろうかな。
積もっていた雪は朝からの天気で、もうほとんど融けかかっていたので自転車に乗ってレッツゴー。
銀行に寄って振込み処理してから、ドラッグストアへ。
カートに乗せて買い物をしていると、2号がコクリコクリ。
う〜む。ここで寝ますか。
「2号。眠い?」
は〜い、と手が上がる。
「おうち帰って寝る???」
は〜い、と力なく手を上げる。

しかたない。レジを済ませて自転車に乗せる。
ところが家に着いたとたん、また元気いっぱい…
「2号!ベビー布団敷いたから一緒にお昼寝しよう」
いや〜!!!とばかりに私の手を引っ張って何度も水を飲ませることを要求し、テレビをつけろとせがみ、今度は腹が減ったという。
そういや11時半か。
少し早いが昼食を食べさせた頃から機嫌が怪しくなってくる。

ああ。今日もですか…ここで寝せたらお迎えまで起きないもんなぁ。
置いていくのは心配だし。
仕方ないのでおんぶして、立ったまま揺らせると3分で寝てしまった。
おんぶのまま雑事を片付けて、お迎えに向かう。
それで帰りの道中で起きるんだな。この野郎は。
ええい!一番重い方法で寝ないで、ベビー布団で昼寝しろよ!

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カムイチカプ -神々の物語-

四宅ヤエ語り・藤村久和文・手島圭三郎絵

出版社 福武書店
発売日 1984.10
価格  ¥ 1,155(¥ 1,100)
ISBN  4828812369
★★★★☆
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すごい味のある絵柄です。
カムイチカプ というのは古いアイヌの言葉で「神の鳥」という意味。しまふくろうのことだそうです。

村を守るしまふくろうの神は、夜中に村々を見回っていた。
ある日、朝日が覗くころ浜に降りて高い枯れ木のてっぺんにとまると、そこにシャチの群れが泳いできた。
シャチの頭目はしまふくろうの神に挨拶をし、群れのシャチにも礼を尽くすように言ったが、若いシャチがそれに従わなかった。
しまふくろうの神は怒り、一羽ばたきすると大風が起こって近くの樹はなぎ倒され、大風に飲まれた若いシャチたちは死んでしまった。それでもしばらくしまふくろうの神の怒りは収まらなかった。

数年後、再びシャチの群れに会ったしまふくろうは、今度は群れ全体がきちんと礼を尽くし、毎年必ず挨拶に訪れるようになったのをとても嬉しく思う…というストーリー。

1号はシャチの群れのシーンでは迷いもせずに
「あ!いるか!」
ですって。だからシャチだってば。

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有限と微小のパン

有限と微小のパン

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 1998.10
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4061820435
★★★★☆
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S&Mシリーズ最終巻。
さしずめ 西之園嬢&犀川ペア 対 四季博士&ナノクラフト といったところか。

S&Mシリーズは 犀川が建築学科教授ということもあるのか、殺人事件の舞台が人工の造られた場所である場合が多い。今回も一大テーマパーク内でそれは起こる。

一作目の「F」に始まり、最終巻でまた四季博士に行き着く構成。それに伴いこの10作の間における萌絵の人格的変化(成長というか)にも意味があるのかな。

また「F」が読みたくなったかも。あと四季シリーズを早く読みたくなりました。

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ガンピーさんのドライブ

ガンピーさんのドライブ

ジョン・バーニンガム作・みつよしなつややく

出版社 ほるぷ出版
発売日 1978.04
価格  ¥ 1,223(¥ 1,165)
ISBN  4593500699
★★★★☆
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ほわほわしたいかにもイギリス風?の絵柄。
あとがきを読むと「チキチキバンバン」の自動車のデザインをした作家とあり、なんか納得。

ストーリーは、ガンピーさんがドライブしようとしたら、子供たち二人とたくさんの動物たちが
「一緒に乗せて!」
と乗り込んでくる。
ガタボコの田舎道を走っていたら、急に雨が降ってきて、ぬかるみにタイヤを取られてしまった。
「誰か降りて押さないと」
とガンピーさんが言うと、みんな色々言い訳してやりたがらない。とうとうタイヤが完全にぬかるみにはまってしまうと仕方なく?でも全員潔く降りて押し出した。
やっと脱出する自動車。
帰ってみんなで水遊びしましたとさ。

雨が降ってくるシーンで、キャンパストップの幌をかけるところではきょとんとして意味がわからない1号。
そういやキャンパストップのクルマなんて見ないもんねぇ。

最後に
「1号もガンピーさんの自動車に一緒に乗ってみたい?」
と訊くと
「だって絵本の中だから乗れないよ」
ときわめて現実的な回答。ええい!お前はそれでも3歳児かっ!!!!

? posted by Yumikoit at 11:11 pm pingTrackBack [0]

 

食事の風景

どうせできないだろうと、ついついお箸の練習をサボって毎回フォークとスプーンだけで食べさせてきた。
お皿も、洗う枚数が少ないのと持ち上げて食べないのでこぼしにくいかなと、お子様ランチのような 中央に仕切りのあるプレートでばかり。
う〜む。気がつくと食べにくそうなものは犬食いでテーブルの上の更にかがみこんでいるか お椀を手に持ってかっ込んでいるかになってきた。
これではいけないなぁ。

大体1号は自信がないと「試しにやってみる」もしない子なんだよね。
お弁当の時にはバッくれて毎回お箸も持たせているので、他の子の様子を見ながらお箸をつかんで遊んでいることもあるらしいけど。

それでも一応、フォークを添えるのを止めて お箸を毎回食卓に乗せるようにした。
欲しがるので2号にも。

1号も1号なりに使ってみたいのか、握り箸でまずは数口食べてみる。
うまくいかなくて、或いはまどろっこしくてすぐにスプーンに持ち替える、がここ数日続いている。

2号の方はお箸をことのほか喜び、必ず片手に持って、もう片方の手で手づかみで食べている。時々皿の中に箸を突っ込んでは舐めて、運がいいと箸に引っかかった食べ物を食べる。

このままだと2号のほうが先に上手になったりして…それはないか(^_^;)

? posted by Yumikoit at 10:03 pm pingTrackBack [0]

 

保存食品開発物語

保存食品開発物語

スー・シェパード著・赤根洋子訳

出版社 文芸春秋
発売日 2001.11
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4167651157
★★★★★
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ありとあらゆる意味での保存食。食品を保存するための材料。
塩、乾燥、酢、燻製、発酵、砂糖、濃縮。
乳製品と携帯の目的を含むパイや壺や瓶詰め。缶詰。
船による旅行の際の糧食、戦争や宇宙での食事。
冷蔵庫と冷凍庫の普及。フリーズドライなどの脱水による食品の保存やレトルトパウチ。

特に前半には初期の世界中の食品保存法ということで、地域的条件などを加味した考察もまとめられており、非常に面白かった。
岩塩がたくさんは取れない地方では、塩漬けという方法は最低限しか行われないこと。木材があまり取れない地方では燻製はできない。多湿な地方では食品が傷みやすい。

イギリスはそういう意味では食品加工がしづらく、果物の保存にドライフルーツではなくジャムが発達したり。

ソースや調味料、香辛料といった部類も加工食品を作る過程で発達した。世界史を垣間見る面白さである。

「大草原の小さな家」のような古きよき時代のお話を読んで、家庭で色々な料理を食べるシーンを見るのは楽しい。ブタを殺してハムを作る、膀胱でボールを作ってもらったり、尻尾を串に刺して焼くシーン。
「赤毛のアン」ではさまざまなケーキやパイを焼くシーンが出てくる。アンが疲れて帰ってきた日に、鶏をつぶして焼き鶏を作るシーンもある。(当時は鶏は特別な客のあったときなどにしかつぶさなかった)

そういう場面を読んで、おいしそう、と思いはするが現在では一般家庭でそういう食生活をおくる事は事実上不可能でありとんでもない贅沢だと感じる。
その一方で、保存食といいつつも世界中の食材を、近隣のスーパーで求めることができたり、新鮮な生肉や魚が毎日のように食卓に上る生活。
保存食を作るために毎日一日中働いて台所の中で今日はジャムを作り、明日は鳥をさばき…と家庭の中で余暇が取りにくい生活。

最近は狂牛病だの鳥インフルエンザだので「得体の知れない不安の残る食材」も増えてることは確かだが、どちらが好ましい食生活かと訊かれると困るよね。

? posted by Yumikoit at 01:49 pm pingTrackBack [0]

かさじぞう―日本昔話より

かさじぞう

武鹿悦子文・本多豊国絵

出版社 フレーベル館
発売日 1996.02
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  457701422X
★★★☆☆
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こういうおなじみの民話も、押さえて読んで欲しいものだよね。というのは親の勝手な言い分だが、1号は何も考えずに借りてきたらしい。
タイトルを読むと「ぼく、これ しまじろうで読んだ!」という。
そういや12月号に入っていたっけ。

しかし知っている話だとそれなりに安心するのか、割と集中して聞けたみたい。

こういう昔話系の絵本は、読んでいて訛りが出るなぁ。

? posted by Yumikoit at 11:13 pm pingTrackBack [0]

 

…ってそれ だれっ?

「1号。明日からお父さん、またお泊り出張だよ〜」
「明日お父さんいない?」
「朝はいるよ。でも、夜はお泊り出張だから帰ってこないの」
「別のお父さん帰ってきたら?」

…1号よ。別のお父さんって誰のことよ????

「…別のお父さん帰ってきたら、1号どうするの?」
「…ないしょ(えへっ)」

えへっじゃないだろ〜。ホントに知らない顔のヲヤヂが明日の夜
「ただいまぁ」
とか帰ってきたらどうするつもりだよ〜!

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ムボ〜な行動?

今日は2号のはしかの予防接種に行こうと思っていた。

1号を幼稚園に送って行ったあと、洗濯物を干して 友達と少し電話で話して
「さて行くか」
玄関を開けると雨。

くそ〜ぉ。
一度外に干した洗濯物を家の中に入れて…う〜む。外は寒いし、行く気がしなくなっちゃったなぁ。
でもそのあと3種混合の3回目も控えているし…とグズグズしている間に2号が寝グズに入ってしまった。
ま、いいか。と昼寝をさせる。

起きたところで早めに昼食を取らせて…また降ってるよ。
歩いていったらお迎えに間に合わないもんね。明日にするかなぁ。

1号のお迎えに行った時には雨は止んでいた。1号がついてくるから歩いていくしかないけど。行くかな。

1号を誘って、家にカバンを置いてから病院に行く。
「予防接種受けたいんですけど〜」
「あ。火曜日の午後は小児科は4時からなんです」
…は?なんですと?まだ1時間あるじゃん!
くそ〜ぉ。診察券に書いてある診療時間、確認してくるの忘れた!
でもこの寒空、また出直したくないなぁ。
明日も寒いっていってたもんな。
待とうか。

…というわけで1時間待ってはしかの予防接種受けてから帰りました。
でも帰るときにはまだかろうじて止んでいた雨は、病院を出てしばらくして降り始め、家に着くときは吹雪いていました…
寒かったわけだ。みんな風邪引かなきゃいいけど。やっぱり無謀だったかしらん。

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