6月になったら?

1号は通常の3年保育よりも半年早く、幼稚園に入った。
今は年少さんクラスにいるけど、4月から引き続きまた年少クラスだ。

本人なりに
「ぼくはまだ3歳だから」
と納得はしているものの、イマイチ釈然としないらしい。

「今3月?もうすぐ4月?その次は?その次の次は?」
とここ数週間盛んに「月」の概念について話す。
「6月は誰の誕生日?7月は?8月は?」
「2号の誕生日は?11月?」
と誕生日の話題も盛んに口にする。

色々総合して判断するに、どうも今同じクラスのこと一緒に、4月に年中クラスに上がれなくても、6月になって4歳の誕生日が来たら、年中クラスに入ってもいいんだよ、と言って欲しいらしい。
それはないってば (^_^;)

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はじめてのおわかれ

はじめてのおわかれ

河原まり子作

出版社 佼成出版社
発売日 2003.05
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4333020115
★★★★☆
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飼っていたペットのウサギ、ロンが死んでしまうお話。
主人公の男の子は悲しくてならないけれども、夢の中にロンが出てきて、またいつでもあえるのだと知る。

髪の毛を切ったばかりで目がいたい、と 目を潤ませながら???1号は神妙な顔で聞いていた。
しかし意味はわかったかな。
3歳にはまだ意味が重すぎる絵本だったか。

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四季 春

四季 春

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 2003.09
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4061823337
★★★★☆
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やってしまいました(^_^;)
Vシリーズに手をつけてもいないのに、図書館で本書を見つけてつい借りてしまいました。

あらすじは言うまでもなく、「F」に出てくる天才科学者四季博士の少女時代。厳密にはミステリィ…ではありませんね。
四季博士を書きたくて書いた話って感じ。

本書を読みながら、何度も「天才ってなんだろう」と考えました。
頭がよすぎて 人間社会の善悪とは違う価値基準を持つことはあるだろうけれども。
「自由」の定義が違うといわれればそうだろうけれども、それだけではない価値観の違い。それを書きたくて書いたような四季博士。

例えば「自分は頭がいい」と思っている人たちには初対面の人に必ず相手の頭の回転速度を測るような一種のテストのような会話を吹っかける方がいますが、四季博士もまたそういうところがあります。森博嗣氏もそういうところがあるのかもしれない。
そういう人を見ると私自身は、思考速度が早いヒトだなとか 色々な話題を持っていたり薀蓄をたくさん知っていてすごいヒトだなとか、確かに思いますが。初対面のヒトを自分の尺度でしか測れないような議論の吹っかけ方をして、どこかヒトとしてのウツワの小さいヒトだなと感じることがあります。

四季博士はそういう意味で、私にとってはヒトとしてはまだまだ未熟なヒト、と感じました。
夏、秋、冬と読むにしたがってこの印象は変わるのでしょうか。

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