2号は食事の意味がわかっているらしく
「ごはんだよ〜。搭乗!」
と号令をかけると自分でベビー椅子によじ登る。
「いただきます」も一応手を合わせる。
一応、自分の「ごちそうさま」までは椅子から降りてはいけないと判っているらしい。椅子の上にはよく立つけど。
フォークやスプーンは、ここ数日、だいぶ使いたいらしくて偶然うまくすくえたりすると嬉々として口に運ぶ。
手づかみでも食べるけど、1号の離乳時期のように手づかみできるメニューをわざわざ並べたりしていないので、炒め物のべたべたする感触を嫌がるのか、皿の上でこねていたり、皿の横に広げたりする場合も多い。、
え〜いっ。お前はネコかっ。
でもま、だいぶ食事光景は平和になってきた。よきかな。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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みけねこキャラコ
どいかや作・絵
出版社 偕成社
発売日 1998.11
価格 ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN 4032049505
星5つなのは、単に私が面白いと思ったからだったりします。
ホンワカした色鉛筆な絵。
キャラコは、ちょっと見には白と黒の猫。でもホントは三毛猫なんです。
茶色い色の毛はどこ?って?
え〜とね。左手をあげた脇の下の、ほら、ここんとこ。
ちっちゃいでしょ。
だから挨拶する時には、必ずこう、左手をあげて
「私、三毛猫のキャラコよ」
って挨拶するの。
キャラコはどうしても茶色のところの色がもっと大きくなってほしいと思っている。
だから、色々試してみる。茶色の紙をのっけてみたり、色を塗ってみたり…
とこんな感じの絵本。
1号に読んで聞かせながら
「あんたの大事なほくろを、見せてくれる時の顔にそっくりだね」
と言ったら
「ぼく、大きくなってほくろがなくなっちゃったら、キャラコみたいに丸く描くんだ!」
だって。
? posted by Yumikoit at 09:08 pm TrackBack [0]
残像
三浦綾子著
出版社 集英社
発売日 1986
価格 ¥ 750(¥ 714)
ISBN 4087500772
読み終わって「こんな終わり方をするのか…」とちょっとため息。
始まりは、長兄のところに一人の女性が訪ねてくる。
女性のおなかの中には長兄の子供がいるという。
常からお金のことしかいわず、冷酷な性格の兄が突っぱねる。
まもなく女性は身投げして亡くなってしまい、それを主人公である妹は非常に気をいためるところから話は始まる。
世間体を非常に気にする中学校校長の父。
無感動で何事にも動じない母。
冷酷でお金に汚い長兄と、誰も傷つけたくない気弱な銀行員の次兄。清純そのもの?の妹 弘子。
気が強く、なんでもずばずばといっては相手の反応を楽しむ隣家の女性には、長兄が思いを寄せるがはねつけられる。
妹を身篭らされ、捨てられて 主人公の長兄を恨む治の行動と、主人公弘子と治の父との交流が話の軸になっている。
弘子の家族たちは、この後どんな生活・人生を歩むことになるのだろうか。
ラストシーンの長兄の様子が空恐ろしく、考え込まされた本だった。
? posted by Yumikoit at 04:36 pm TrackBack [0]
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