以前から書いているが、2号は本当によく食べる。
ご飯や食事の量は、既に1号と同じ量だけ盛っている。
つまり、1日に一回かそこらあまり食べない時が必ずある ムラ食いの1号よりも、たくさん食べていることになる。
食事中は、
「ご!ご!ご!」
とかいいながら欲しい皿を要求し、目の前に置かれるとワシワシと手づかみで食べる。
ご飯やべとべとした炒め物のおかずなどは、私が横からスプーンで与えるが、今日は目の前に置かれた皿のものが欲しかったらしく、いきなり自分で皿を持ち上げて私の前に突き出した。
「もう要らないの?」
とテーブルの奥に置こうとすると指差して
「ご!ご!ご!」
と言う。そうか、これを食べさせて欲しかったのか、と早速スプーンですくってやる。
基本的に誰かが食べているものはなんでも食べられると思っているらしく、塩茹でにした青端豆やイカの塩辛なども要求するが、さすがに塩辛はまだ与えていない。
妊娠中にハマリ食いしたものを好きになる、ともいうので 塩辛はきっと食べだしたら2号ははまるだろう。
最近は誰かが台所に立つと食べ物を出すのだと感じるらしく、私や飼猫氏がコーヒーを作りに立っても必ずやって来る。
まったく油断が出来ない。
そんな彼だが、おせち料理で特に気に入ったのは黒豆。
餅はまだ、ハマリ食いするほどではないらしい。ふむ。
2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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くまくんのいまなんじ?
ささきようこ作・絵
出版社 ポプラ社
発売日 2001.08
価格 ¥ 368(¥ 350)
ISBN 4591069214
ここのところ、正月休みで飼猫氏がずっと家にいるので絵本のご指名はほとんど飼猫氏。
しかも年末に図書館に行きそびれて、今まで読んだ本を読み直したりしている。
さて、久しぶりのご指名で、今日は古い絵本を引っ張り出した。
2歳の頃、1号が大好きだった絵本である。
テレビのリモコンをいぢるのが好きだった1号は、割と早く12までの数字を覚えた。それを知った姑が面白がって贈ってくれた本で、ちょうど時計に関心を持ち出した頃だったから1号は何度もこの本を読んでいる。
ストーリーはありがちだが、くまくん の 1日を時計と共にたどるもの。
分針の読み方は難しいので、分針は必ず上をさしている。
ずっと昔、喋り始めにやっていたように 絵をたどりながら時計を読むと共に
「くまくん、朝ごはんだね。なに食べてる?」
とか
「公園に一緒に遊びに行ったお友達はだぁれ?」
とか色々喋らせる。
その内ふと1号が言った。
「11 と、1 と、4 と、7 とにやったことがない!」
…確かに、途中抜けている時間帯がある。
おぃおぃ。そりゃ〜ページ数の関係ですがな。とツッコミたくなるのを我慢して
「じゃあ、11時にはくまくん何してたかなぁ?」
とかフォローを入れてみる。
しかし夕食を食べたシーンを書いていないのは、ちょっと片手落ちだと思うぞ。
? posted by Yumikoit at 09:51 pm TrackBack [0]
マン・プラス
フレデリック・ポール著・矢野徹訳
出版社 早川書房
発売日 1989.08
価格 ¥ 550(¥ 524)
ISBN 4150108331
私の大好きな、ある意味ルーツ的な本の1冊。
かなりネタばれになるが、あらすじをここに記す。
火星殖民計画の一環として、火星環境に適応したサイボーグを作る。
サイボーグ1号は実験中に死亡し、ロジャー・トラウェイがサイボーグ化手術を受ける。
サイボーグとなったロジャーはサイボーグである自分の身体の使い方を色々習得する。
妻の不貞を知ったロジャーは、一人思い悩むが、ある時研究所を脱走して妻に会いに行く。しかしその会見は失敗であった。研究所に帰ってきたロジャーは悟る。手術によって確かに自分は、生殖機能を失った。しかしこの事件によって、生殖能力が自分のアイデンテティに与えていた力が、それほどに大きくなかったことに彼は気づく。
そして火星に彼は行く…
とまぁ、こんなストーリーだ。
この話の面白いところは、多くのサイボーグが出てくる話にあるように「サイボーグになったところ」から話が始まるのではない。
一人の人間が、サイボーグになる過程が描かれているといった方がよいだろう。
特に、コンピュータによって仲介され、脳に伝達される視覚データがどんなふうに認識されるようになるのか。脳からどんな風に各末端の身体機械を操作するようになるのか。
「目を閉じる?どうやって???」
そしてその結果、彼が「心身一体」となっていく過程…。
これを味わうことに、この本の醍醐味があると思う。
? posted by Yumikoit at 03:02 pm TrackBack [0]
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