「おかーさん！おカネ取られた！」
えっ？どういうこと？ちゃんと話の前後が分かるように話しなさい。
１号の話によると、飼猫氏にジュースを買って帰ろうとして自販機にお金を入れたところ、商品が出てこず、お金も戻らなかったらしい。
そうか、屈強なお兄さんに盗られたんじゃなくて犯人は自販機か。
「こんなことがあっていいのかっ！？」
あたしはないけどけっこう聞く話ではあるよな。
「あっ、あるある！小説でもネタになってた！」
とニヤニヤと飛び込んでくる２号。あぁ。超電磁砲
ね。１号、あれやこれや諦めきれないらしく、またその自販機に行って再度ジュースを買おうとする。
でもってまた同じ金額を自販機に飲まれて帰ってくる(お約束)
「あああああっ、父さんの誕生日プレゼントにしようと思ってたのにぃ！くそう！訴えてやる」
自販機にシールで掲示されていた電話番号に電話を掛けるが、深夜だから当然留守電だ。
…いや、その話だけで充分誕生日プレゼントとしてのネタには十分だと思うよ(笑)
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