昨日の剣道の結団式の前に、2号が
「でも小手がやっぱりもう小さいんだよね」
と言い出した。
えーと…。11月の誕生日の時に買う約束だったよねぇ。安いもんじゃないから、クリスマスとお年玉と込みで。
「うん。でももうだいぶ補修も繰り返して使いずらいんだ…」
うううむ。
この日は川越祭りで、人混みがすごいからとてもじゃないが街中に出かけて行って小手を買いに行くような状況じゃない。
しかし買ったばかりの小手は慣らしも必要だから、来週末買いに行ってからだと大会の1週間前くらいじゃ慣らしには間に合いそうにもない気がする。
とすると、今週の平日のどこかで買うのか。
という訳で、誕生日前倒しで小手を買いに行くことになった。
今日は学校がお迎えの日だったので大急ぎで迎えに行って急いで帰ってきて、そこから出かける準備をして防具屋に向かう。
「あれっ。どこかに出かけるの?」
と、部活が休みの日ですでに帰っていた1号。
うん。この間、お前も県大会決まってオヤジにバッシュねだって買ってもらってたろ。もう限界だって言って。
2号もね。県大会の前にどうしても小手が欲しいんだって。
「あー。そりゃーしょうがないねぇ」
と、自分も買ってもらったばかりの1号は寛容である。
防具屋でいろいろ見せてもらい、2号が気に入った小手を買う。
内張りの皮が、鹿の皮なんですよ、といわれて手に取って「おお!柔らかい!」と大喜びの2号。
ふん。生意気な。鹿皮だってよ。
「ねぇ。鹿の皮って高級なの?」
という2号。これだもんねぇ。
それをいうなら、1号の方もバッシュの商品名にマイケルジョーダンの名前がついているにもかかわらず
「マイケルジョーダンてだれ?すごいの?」
というレベルなのが哀しすぎる。
2人とも道具にふさわしい試合ができりゃいいがな。
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