２号の剣道の級審査会がお盆の週末に入っている影響で、今週は稽古がしっかり入っている。
稽古が休みになった金曜日も、別の道場の稽古に行く、と２号が主張する。
これに１号の予定を重ねると…空いているのは今日、１４日の木曜日だけ。
というわけで、帰省は残念なことに中止。代わりに日帰り強硬家族旅行を企画。
行き先は山梨。富士五湖界隈で何かないかなー。とるるぶを２週間くらいめくって計画を立てる。
「渋滞に巻き込まれるくらいならその分時間がかかっても流れていた方がまし」
という方針の飼猫氏によって、お盆渋滞を避けて秩父周りを選ぶ。
山梨に入ってすぐの道の駅で納豆の自販機発見。２号が大喜び。いや、納豆買わないけど。
バナナラムネなるものを見つけて珍しさから飲みたがる２号。
一口飲んで、
「…びみょー？ラムネで、あと味がバナナ…」
いや、そういうもんでしょ(笑)
一番最初の目的地は甲斐黄金村・湯之奥金山博物館
。ここで砂金掬い体験をする。
といっても、ホントに金山の中に入ったり川で砂金掬いするわけじゃなくて、屋内の水槽での砂金採り。
なかなか難しいけど、掬っているうちにきれいな石とかも見つけて拾ってみる。
中に古銭とかも埋まっているとかで、１号は2枚拾い、それでさらに宝石掬いもして大喜びである。
というか、１号が本当に大喜びしているときって、もともと不愛想だけど夢中になる分ますます口を利かなくなってしまう。
面白いなー。
お昼ご飯を食べてから、今度は青木ヶ原樹海。
ここで富岳風穴と鳴沢氷穴に行ってみるのが今回のメインツアー。
雨が強いので富士山はぜーぜん見えない。
本栖湖のすぐわきを通っても、ぼんやりとしか湖が見えないほどの視界である。
いや、これだけ降ってるんだからさすがに洞窟の方は空いてるだろ。
と思ったら、これがなかなか駐車場までたどり着かない。いやー、渋滞もいいところである。
なんとかかんとか駐車場に車を入れ、洞窟に入る。
今日は氷穴に行くんだから、と予め長袖の上着を用意して長ズボンで来たが、傘が人数分ないので２本の傘を４人で使って相合傘で入る。０度！寒い！
外が真夏日で入ったら気持ちがいいのだろうが、これだけ外が雨降りだと、入った瞬間から寒い！
出るとあっという間にメガネが曇る！
そしてでかい氷。
鳴沢氷穴の方が高低差があって、難路で、場所によっては這うように進む。赤ん坊や子どもを抱っこ、おんぶしている人は入らないようにと案内が出ているくらいだ。
富岳風穴の方はずっと広く、足元は滑りやすいがずっと安心して歩ける。
奥はずっと広くなっていて、天然の冷凍庫として使われたらしく、蚕や植物の種子などを貯蔵していた様子が再現されている。
２号は砂金取りよりもこっちがずっと面白かったらしく、今度はコウモリ穴や樹海めぐりをしたいと主張している。
２つの洞窟を出たところで大体５時過ぎ。さて、この近辺の見どころは６時で殆ど終了なのでどこかで晩御飯を食べて帰ろうか。
るるぶをめくりながら考える。
あ。すぐ近くに道の駅
があるよ。土産物を見ようと寄ってみると敷地内に富士山博物館
なる怪しげな建物が。もう閉館間際で入場はできないが、ミュージアムショップを冷やかそうと飛び込んでみる。…輝石メインのショップに１号、釘づけになって動かなくなる(笑)
２号もこういうのは好きだなぁ。
宝石の原石が好きな１号向けに、どこかで裸石の博物館とかに行けるといいなーと思っていたが、ちょうどよく最期の目的が果たせる。＜おぃ。
博物館を出たところで軽く軽食を取り、１号はホワイトコーラをゲット。高速にのる。
「うん。まぁ普通の味？」
ふむ。バナナラムネほどのインパクトはなかったらしいが安心の味だったならよかったろう。
帰りにサービスエリアで夕食をとって帰る。帰宅したのは日付が変わるころだったが、あー面白かった。
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