3時過ぎたら急に強い雨が降ってきた。
気象庁、いい仕事してんなー。ネットで見ていたピンポイント天気予報、ドンピシャじゃん。
2号はもう帰っていたが、ほどなくして1号が帰ってきた。
インターホンが鳴ったので出てみたら、元気のない1号の声。
玄関を開けて…ちょっと待て、傘はっ!?
「ない」
なんで持ってかないかなぁ。ちょっと待ってて!
玄関に待たせたままタオルを取りに行ったら1号が怒った。
「どうせ汚いって言うんでしょ!」
ああ、そうだよ!その汚れ、家に持ち込むなよ!と思ったが、まぁまぁとタオルを差し出す。
玄関の上がり框にドサドサとずぶぬれで、よく見ると泥だらけのカバンを置く。ぎょえー。
慌てて新聞紙を子ども部屋に敷いてそっちにかばん類を移動する。
ちょっと!直接置かないでよぅ。
1号、ざっとタオルで髪を拭くと、濡れた体操着のままソファに座る。
ねぇ!せめて濡れた服は脱いでよ!靴下と体操着を引っぺがす。
パンツ一丁になった1号、肌掛布団にくるまって(泥だらけの足を洗ったわけではない)
「素肌に、この布団の肌触りがいいんだよなー!」
と悦にいっている。ちょっと待てぃ!
大体さぁ。なんでこれだけ強い雨が降ってるのに、傘持ってかないわけ?置き傘とか折りたたみとか、いくらでも方法はあるよねぇ。
「だってさ、雨が降ったら体操着下校が認められるのに、傘持ってたら制服に着替えて帰らないといけないんだ。そんなのめんどくさいじゃん!」
…そ、そんな理由!?しかも確信犯だったのか!?
帰ってから濡れたかばん類や汚れた服を洗う方がよっぽどめんどくさいじゃん…。
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