私が小学校の頃に買った星新一の文庫を洗いざらい学校に持っていって、友達と貸し借りしながら読んでいるとか。
ふーん。
突然、訊いてくる。
「えーっと、おかあさん。だれだっけ。あの切腹自殺した小説家」
三島由紀夫?
「そうそう!やっと思い出した」
「あのね。学校でNくんと掃除中に、三島由紀夫の話になったんだよ」
よちよち文藝部 とか読んでるから、三島由紀夫という小説家がいるのを知ってるのはおかしくないけど、なぜに友達と小5で三島由紀夫の話題で盛り上がるのか。
読んだことあるの?と訊いたら
「どんな本書いてるのかと思って、図書館で短編探してめくったことはある」
と言っていた。
ううむ。
いつの時代の文学少年なんだか。
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