そういえば突然思い出した。
バスケ部に1号が入部届けを出したころ、部内で
「1号くんてさー、兄貴いない?」
と言われたんだそうだ。
何年か前に卒業した「いとうくん」という男子バスケ部員が、1号によく似ていたんだそうだ。
「母さん、おれに兄貴っているの?」
うーん。シャレっぽく話している範囲に於いて、1号の前に妊娠したかなーという時があって、妊娠まで至らなかったけどきっとあれは男の子だったろう、と勝手に私と飼猫氏が話している、というのは1号にも話したことがあるんだけど。
とりあえず、それ以外では1号には兄貴らしき人はいない。
親戚でも、該当しそうな年齢の従兄弟・又従兄弟もいないはずだしね。
あ。そうそう。
私の兄貴という人がいわゆる「わかりやすい特徴」をしている顔立ちで、上京したころよく似ている人を見た、あれはお前の兄弟か従兄弟か親戚か、とよく訊かれたんだそうだ。
「おれは都内を歩くと簡単に親戚や兄弟ができるらしい」
と笑いながら言っていた。
1号も似たようなもんかもしれないねぇ。
Comments