1号。さすがに小学校の辞書じゃ足りないので、辞書を買いに行くことにする。
「どれでもいい」
という1号に、ためしに何でもいいから一つ言葉を決めて全部の辞書で引いてみろ、とアドバイス。
「左」をひけば、「舟を編む」にあったように北を向いたら〜という説明のある辞書、「この辞書の奇数ページが…」の説明のある辞書。
用例の多い辞書、少ない辞書。
1号、岩波の「この辞書の奇数ページのある方」という説明にウケる。
じゃぁ岩波にするの?
「うぅ〜ん。でも、この辞書、カバーがピンクなんだよな」
ピンクというよりも紫というか藤色だと思う。
確かに私の中では国語辞典は赤なんだけどね。
ちなみに他は、漢和辞書が緑、古語辞典が薄い黄色がかったベージュで英和が茶色で和英がブルーの背表紙だった人。古語辞典が紫ってのもありだと思うが、国語辞典が藤色はあまり私の中にはない色かもしれない。
1号、しばらく悩んで、三省堂の茶色の革カバーを取る。
てめぇ。それは2000円も高い奴…。指摘されて赤いカバーのに換える。
「その代り、ポケット版のことわざ辞典買っていい?」
ううむ。まぁしょうがない。
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