1号が家を出てから3,4分歩いたところでふと踵を返し、もと来た道を戻ろうとする。
待て。学校に行くときは忘れ物をしても家に戻っちゃダメだってルールだろう。
「でも取りに帰らなかったら困るじゃないか!」
…だから忘れ物しないようにとあれほど言ってるのに、家に戻るの、2学期に入っても2度目、6年になってからだと5,6回目じゃないか。
先日の社会の教科書を忘れたときは確かやっぱり同じ押し問答で、あきらめて学校に行ったんだが。
強硬して取りに走って帰る1号。まったく頑固な奴だなぁ。
神社までの数十メーターの距離の間に、持ち物を頭の中で反芻し、自分の忘れ物がないかチェックしているようである。どおりで、この区間で忘れ物に気づくことが多い。ランドセルの中にあるものまで「もしかしたら忘れたかもしれない」と気づくのがこの区間っていうのがある意味すごい。
戻ってきた1号に訊いてみる。
それで、何忘れたの?
「上履きと体操着」
…上履きは忘れたら学校で貸してくれるし、体操着だってなんとかなるようにも思うんだが、どうなんだろう。上履きは、1号のサイズがあるかどうかは既に不明だが、確か洗って返すようになっているルールだ。
そもそも名札だってしょっちゅう忘れてるではないか。
「だってっ、名札は忘れても支障がないし、教科書も借りればいいけど、体操着は忘れたら体育できないじゃないかっ!」
…。教科書を使う学科よりも、体育が優先という1号の考えはよく伝わってきたぞ。
しかし家を出た時点で忘れ物は忘れ物。せめて忘れ物脳内チェックするなら家にいるうちにやってくれ。
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