空気中の光の散乱によるもので、空が青く見える仕組みと一緒という。
2号が
「青い光って、シガイセンてやつ?」
ちがうちがう。紫外線は目に見えない。
「じゃあ、セキガイセンてやつ?」
それも違う。赤外線も目に見えない。
この間プリントした「一家に一枚 」の光マップを見せてやる。
プリズムとか使って光を各色に分けるとこんな風に虹に見えるだろ。
こっちの外が赤外線、反対側が紫外線。
「なるほどぉ。納得」
…ホントに納得したんかいな。
「空が青く見えるのが、光の散乱だとすると、雲はどうして白く見えるの?」
雲ってなんでできてるか知ってる?
「あれは水蒸気でしょ」
水蒸気というか。水の気体の状態だとすると、それは透明なので見えない。小さな水滴の混合した状態と思えばいいんだけどね。
要は小さい水の粒の集まりなんだよ。
「それが雨になって落ちてくるの?」
そぉそぉ。
大きな粒じゃなくて、小さな粒の集まりだから白く見えるわけ。
試しにボウルに水をはって、泡立て器で混ぜてみる。空気の泡が混ざった一瞬だけ、白っぽくなる。
「ふむ」
次に、もちょっとわかりやすく、卵白を泡立ててみる。
「おぉー。白くなった」
空気と撹拌して、小さな粒の集まりにすると、光が通過するんじゃなくて反射するから、白っぽく見えるわけだ。
ついでに、メレンゲ状態にしてから、卵黄も混ぜて砂糖と小麦粉も混ぜて、ケーキにして今日のおやつ。
え、いつから理科実験が家庭科になったのか。そこの辺は謎。
この記事に対するコメント[4件]
1. まじん — May 5, 2012 @19:41:52
すごいわかりやすくてすばらしいなぁ。
最後は「スタッフと一緒においしくいただきました」的なオチもステキ。
Yumikoit May 5, 2012 @20:37:13
3. びえんちゅ — May 6, 2012 @13:26:50
Yumikoit May 12, 2012 @16:08:32
ぜひネタをお使いの際には、ライセンス料代わりにうちの小僧も受講させてくださいまし。
ストーキングしていただきました。
http://y22.sblo.jp/article/55774900.html
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