毎年、田舎にもバレンタインデーのチョコレートは贈っているのだが、去年は
「ホワイトデーにクッキーを贈ろうと荷物を詰めてたら、地震が来た」
と結局1カ月遅れで田舎からクッキーが来た。
「郵便局も宅配も送れないみたいだから、震災後の非常食としてありがたく頂いた」
とは田舎の弁である。役に立ったのはありがたいことだったが、おかげで2回買ったわけだな。かえって気を遣わせた気がする。
飼猫氏の実家は、加えてこの季節毎年苺を送ってくれるが去年は
「いつも苺を買っている農家が津波でやられて、今年からはしばらく送れないと思う」
と言われた。
その苺が、今日、クッキーとともに届いた。
イチゴ農家4軒で津波をかぶった田んぼの上にビニールハウスを建てて1年かけて再興した苺 である。
例年よりも赤く、粒も揃っている気がする。
故郷復興の味。大事に食べよう。
この記事に対するコメント[2件]
1. も〜 — March 14, 2012 @22:27:34
(一番右のやつは、舌なめずりだよん)
Yumikoit March 17, 2012 @10:26:12
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