という訳 で、今日はお祭りである。
本当は夜の方がきれいだし、曳っかわせもあるんだけどとりあえず午後3時くらいから出かけて7時前には帰ることにする。
1号と飼猫氏は試合だし、夜ごはんは普通に家で食べようね。
そんなこんなで昼過ぎにゲームをしていた2号だが、
「約束の時間になったからゲーム止めるっ!山車引き行ってくる!」
と飛び出して行った。
昨日雨で延期になった町内曳きのお囃子が、開けた窓から聞こえてきたので行きたくなったらしい。
はぃはぃ。楽しんでおいで〜。
て言うと、今、山車がうちのすぐ前を行ったから、今年の綿菓子会場があそこで、子ども達にお菓子を配るために山車が止まる広場はあそこだから。えっと、戻ってくるのは3時半くらいかな。ま、大丈夫だろう。
そんなこんなを、去年役員をやった時の実績時間から予想して考える。
…あれ?もう戻ってきた?
「うん!綿菓子はもらったけど、お祭り行きたいからお菓子は貰わないでAちゃんち手前で帰ってきた!」
はぁ。さよですか。じゃ、行くか。
というわけで、街中の方に出る。
いつもながら山車よりも屋台に目が向く2号であるが、今年の狙い目は、くじ引きとか射的とかその手のやつで「ゲームソフトを狙っている」んだそうだ。ふーん。まぁいいんじゃない?
あっちがよさそう、こっちがよさそうと丹念に見ていく。
あ、かき氷に苺のスライス混ぜ込んでるヤツがある、アレ美味しそう。
2号が食べてみたいのは、伸びるトルコ風アイスである。ふむふむ。
蓮馨寺に入って行く。
毎年恒例で開催しているお化け屋敷の前でふと2号が立ち止まったので
「入ってみたい?」
というと、目を輝かせて「うん!」というので
「じゃぁ一人で行っておいで、出口で待ってるからね」
と押し出してやる。
実は2号はお化け屋敷が初めてのはずである。にひひ。
私がついてったんじゃ、怖さも半減のはずだしね。
しばらく外で時間をつぶしてから出口の方を見やると、出口のちょっと手前のわき道に2号が立ってるのが見えた。ちょっと涙目になっている。おもしれー。
こっちに気づいたので手を振ってやる。
しばらく同じところを行ったり来たりしてから出てきた。
どうしたの?
「ちょっと順路が分かんなくなっただけっ!」
あ、そう。怖かった?
「うん、ちょっと」
ふ〜ん。怖かったんだ(にやにや)
お化け屋敷のすぐ外の屋台でストラックアウトをやって、手品セットを1号へのお土産に、と入手した2号。場所を変えて時の鐘の手前まで歩き、山車を3台くらい眺めて骨付きフランクと玉こんにゃくをかじり、屋台のくじ引きで中型のエアガンを入手。相変わらず拳銃の類のおもちゃが好きだが、ゲームソフトが欲しい話はどこに行ったんだろう。それでも幸せそうにエアガンの箱を抱きしめて
「これで何も思い残すことはない」
という。おぃおぃ。それって、死ぬ前とかにいうセリフじゃないの?
手びねりの飴細工の屋台を冷やかすと、2号が感動しまくっている。
そういや最近菓子屋横丁でも飴細工の店ってあまり見ないね。
飼猫氏にも何か買って帰りたいと言うので、焼き鳥を1折り晩御飯用に買ってから帰る途中のことである。
「Sじくんにねぇ、お化け屋敷のコツとか教えてもらってたんだよ。お化けは絶対にこっちに向かってこないで、遠ざかって行くから心配ないとか、お化けにあったら怖がらないで道を尋ねるといいとか」
で、尋ねたの?
「うん。口に出して教えてくれなかったけど、指さして教えてくれた」
よかったねぇ(にやにや)
この記事に対するコメント[2件]
1. まじん — October 17, 2011 @12:46:56
Yumikoit October 17, 2011 @15:10:49
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