昨日の朝のこと。
朝ごはんにブドウを洗って食べてもいいよ、と言ったら、2号は大喜びでぱくついている。
はて。1号はどうした?
1号、まだ朝ご飯を食べ始めずに熱心に台所に立っている。
何してるんだろう。
なんとブドウの皮を一粒一粒丁寧に剥いては、皿に盛りつけている。よくわからんやっちゃなぁ。
どうでもいいけど、今日は朝から練習があるんじゃないの?
「皮を全部剥いた後で一気に食べたいんだから、僕の食べ方に任せてくれたっていいじゃないか」
いや、食べ方はいいんだけど間に合うのかいな。
案の定、食べている途中で時間切れか。
だから食べられる分だけ洗いなさいって言ったのに。
「これ、帰ってから食べるからだれも手をつけないでね! 」
さて、そして今朝の事。
1号はにこにこしてブドウの皿を…なぜ冷凍庫から出す。
ブドウの汁が凍ったものを嬉しそうに口に運ぶ。
「…ブドウの汁の凍ったのって、あんまりおいしいわけじゃないんだね」
そんなもんなのかな。
飼猫氏が言う。
「ブドウのアイスとスイカのアイスはあんまり見ないもんなぁ」
グレープ味はまぁ見るけど、いわゆるブドウっぽいのはちょっと見ないかもね。
「…しかも、凍ったブドウって種だしずらっ!」
皮剥く手間をかけるなら、種も出してから冷凍しないとねぇ…。
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