チャレンジをやっていた2号がやってきて私に言った。
「お母さん、服貸して」
...は?
チャレンジの作文の課題で、家族から服を借りて着てみて、その感想を書く、というものがあるらしい。なんじゃらほい。
お兄ちゃんに借りないの?
「断られたし、なんかつまんない」
まぁサイズもほとんど一緒だしな。
ふうーむ。
しかし、大人サイズのTシャツといったって、既に140,150を着る2号が着ても面白いもんでもあるまい。
とりあえず差し出したグレー地の、セサミストリートのオスカーのTシャツを着てみる2号。
どうでもいいけど、今着ているTシャツの上に着るってどうよ。
「でも、チャレンジの本のなかでもそうだった」
なんだかなぁ。
わざわざ人の服を借りて着る、というシチュエーションなんだからこういうのはどうよ。
ジャンパースカートを出す。
「えええっ。要らない要らない」
おまえ、1号に借りないでわざわざ私んところに来たってことは、そーゆーのがないと詰まんないってことじゃん。
「違うってば―」
その割に顔がにやけてるぞ、2号。
ポリエステルの前空きのワンピースを出してやる。丈は膝が隠れるくらいのやつ。
「いいってば」
だって普通の着たらつまらんじゃん。
なんだかんだいいながら、袖を通す2号。
「うわっ。ボタン多いっ!めんどくさっ」
「ねー。このひも、どうするの?」
後ろに回してリボン結びするんだよ。袴はくときにやってるからできるだろ。
こっそり写真を撮ってやろうかと思ったが、全力で逃げられた。
...で、ご感想は?
「なんか変ー!めんどう!あとでかい!」
2号がいくら大柄でも、マキシ丈になるもんねぇ。
あー。面白かった。
この記事に対するコメント[2件]
1. も〜 — June 30, 2011 @22:38:00
Yumikoit July 3, 2011 @21:04:09
この記事に対するコメントは締め切られています