先週の土曜日のことなんだけど。
剣道の付き添い当番で、2号のけいこ風景を眺めていると。
休憩時に2号が私のところにまっすぐにやってきた。
めずらしいな。当番でもない限り道場には来るなって言うし(だからお迎えの時だけ来る)、私が道場に来ても友達と遊びまわるばかりで休憩時は近寄りもしない子なのに。
「お母さん、帰ったら歯ぁ抜いて―」
おや、ぐらぐら。
今じゃなくていいの?
「今抜けたら、血が出て、うがいーとか言って外の水道走ってって、その間に休憩時間終わっちゃうからいやだー」
ふぅん。まぁいいよ。
というわけで、帰ってきて。
ただいまぁ。…あれ、1号と飼猫氏が帰ってない。
1時間くらい前に帰ってるつもりだったんだけど。群馬からだから、途中道が混んでたかなぁ。
2号、ねぇ。1号が帰ってくる前にさっさと風呂入った方がいいよ。
「歯ぁ抜いてくれる約束!」
はぃはぃ。じゃ、ソファに座って。そっちじゃなくて、こっち向いて座る。頭がぐらぐらしない方がパッと抜けるから。
「うぅー。やっぱり怖い」
ふーん。別にいいよ。
「お風呂入って、入ってる間に心をきめてくる!」
へぇへぇ。好きにしな。
そんなこんなで2号が風呂場にかけ込むころ1号帰宅。
ほら、ダッシュ。1号だって風呂に入りたいんだから。
さぁ。私も夕飯のカレーの温め直し、しないとな。
出てきた2号。すぐご飯にするよっ。
「歯ぁ抜いて―」
はぃはぃ。そぅでした。せーのっ。
ぐらぐらの歯をぽい、と奥に押し倒す。ポロン、と簡単に根元から奥に折れる歯。
ほぃ、おしまい。
やってみたら一瞬なんだけどねぇ。
2号自身、拍子抜けしたようでした。うひひひひ。
この記事に対するコメント[2件]
1. も〜 — June 7, 2011 @22:05:20
Yumikoit June 15, 2011 @08:43:14
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