1号が突然言った。
どうやら、休み時間に友達と将棋をしたいらしい。
学校の先生にも一応OKの返事をもらったと言っている。
去年はトランプがブームになって持って行ったんだけど、本鈴がなっても片づけられない子がいて数人没収されたと言っていたが。大丈夫なのか?
そうは思うんだけど、まぁ先生がいいって言ったんなら、それも勉強だろうな。
2セットあるし、別にいいんじゃない?
すると1号。
「でも、将棋の駒なくしたら大変だから、段ボールで作ったのを持ってく」
と言う。
ほぉ。そりゃ手間をかけること。頑張ってね。
「うん。だから、今日学校に行く前に、段ボール出して工作するからね」
ちょっと待て。あと30分かそこらでってのはさすがに無理があるだろ。
帰ってからやれ、帰ってから。
というわけで、帰って宿題をやっつけてから将棋の駒を作り始める。
段ボールを適当に切りぬいて、そこにマジックで文字を書き入れるんだけど、さすがに難しそう。
将棋の駒のペーパークラフト のページを見つけてプリントアウトする。
きっちりとした立体的な駒を作れるサイトだったんだけど、そこはあえて、表と裏だけを切り抜いて段ボールに両面だけを貼りあわせたものを作るように教えてみる。中が空っぽのものなんて、学校で誰かが踏んだらあっという間に壊れそうなんだもん。
夜ご飯の前と後で合わせて1時間かそこらで、将棋の駒完成。
将棋盤は勝手に作るだろう、と黙って見ていたら、段ボールを切り抜いてマジックで枠線を引いていた。
「2号っ!やろう〜」
と早速並べてみる。
へぇ。なんかそれっぽく見えるじゃん。
明日から学校でも将棋三昧なのね…。
この記事に対するコメント[2件]
1. 桶ねこ — September 18, 2010 @05:44:24
Yumikoit September 20, 2010 @09:28:47
特に、段ボールで作った将棋盤の色が「それっぽい雰囲気」をかもしております。
所詮段ボールなんですけどねぇ。
でも、多分「これで没収されても怖くない」と思ってますよ、きっと。
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