7月13日は、学校に一番近い神社でお祭りである。
学校帰りからどこの屋台のくじ引きの景品が一番いいか、たこ焼き屋はどこにあるか、かき氷屋はいくらかと子ども達は楽しみに物色しながら急ぎ足で帰ってくる。
午前中雨が降っていたが、子ども達が帰る時間には何とか小降りになり、お祭りに出かける時間ころには気にならない状態になった。
まずは5時間授業の2号帰宅。
珍しく大急ぎで宿題をやり、風呂を掃除し、洗濯物を片づけて甚平に着替える。
また雨が降るかもしれないから、下駄で行くのはやめようよ。
「お祭りだもんっ!下駄じゃなくちゃ!」
…って、こういう時にスタイルに凝ってみてもなぁ。
1号がようやく帰宅。
本来なら2号に付き添っていくべきなのだが、1号の宿題が終わらないので友だちのお母さんに2号をお願いする。
1号の宿題につきあい、給食の箸を洗うように指示して洗濯物を畳んだのを見届けてから一緒に家を出る。
1号は甚平ではなく、学校に行った時の普段着のままで行くらしい。
今回の二人との約束。
・小遣いは、お祭り用に渡した金額以外は持っていかない。
・お参りを一番先にすること。
去年、屋台の物色を優先した1号がお参りをしないで帰ってきたため
・おごり/おごられ/友だちのお母さんにごちそうになるのは禁止。
・約束の時間までに帰ること。
つーわけで、お祭りである。
1号とは神社の手前で別れ、1号はそのままお参りの行列に並ぶ。
私は、お参りの終わった2号と合流。
手には既に、すくった金魚の袋が下げられている。
この間全滅させたメダカの代わりに飼うことにしたらしい。
そういや金魚すくいは初めてだったよね。
小遣いの残りでかき氷を食べて行きあう友だちと挨拶しながら、仲良し子ども達4人と大人2人で屋台の物色を続ける。
一度1号と遭遇したが
「おかあさん。もらった小遣いから100円お賽銭に入れちゃったから、小遣い100円足して」
って、なんで賽銭箱に100円も入れるかなぁ。賽銭箱用に小銭渡してなかった私も悪いけど…。
2号は、賽銭を入れない『エア賽銭』でお参りしてきたらしい。それもそれだが(溜息)
しばらくして一緒にいた子のお母さんも合流。
2号はそろそろ帰りたくなったようだ。
さて、どうしようか。
と。私の携帯が鳴った。1号のクラスメートのお母さん。
「1号くん、迷子だって」
えっ…?
1号、どうも小遣いを使いきったので帰ろうと思ったのだが、黙って帰ると私が心配すると思ったらしく、行きあった顔見知りのお母さんに、私への連絡を頼んだらしい。
ううむ。まぁそれはそれで…正しい配慮っていえるのかな…。
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