1号が言った。
「もし、僕が将来、大人になってインフルエンザで死ぬとするよ。すると未来の僕がインフルエンザにかからなかったら、ボクは死なないのかな」
…よぉわからんが、要は、「未来は決まっていて、そのミチスジは変えられるのか」と言いたいらしい。
「だって、未来からあんなにターミネータが来たりなんだりしても、結局戦争は起っちゃうから、ターミネーターの話があるんでしょ」
空想のきっかけは、ターミネーター の映画だというからまぁ分かりやすいが。
そもそもタイムトラベルが可能かどうかによるけどねぇ。
親殺しのパラドックスGの話をしてみる。
だから、そういうことを考えるとタイムトラベルそのものが可能かどうか、という話ね。
「????」
よくわからん1号。
試しにバック・トゥ・ザ・フューチャー [DVD] なんて見せてみたいもんだな。
ついでに言うと、ドラえもんもそういう意味では親殺しのパラドックスに近いが。
あの場合だと、アレだよね。最終的にノビ太が誰と結婚しようが、セワシWくんが生まれて来るのには間違いがないらしいという「途中道筋が多少変わっても未来にはたいして影響がないらしい」という意味ではこういう考え方もあるわけか。
そんな話をする。
「?????」
やっぱりピンとこないらしい。
そういえば以前古本屋で1,2巻だけドラえもんを買って子ども部屋に置いておいたはずだが、読んだのだろうか。
あぁ。タイムパラドックスものというと私はこの話が一番好きだよね。
ラリーニーブンの「時は分かれて果てもなく」の話をする。
#「無常の月 」に収録
一つ一つの運命の選択に従って、細分され枝葉のように分かれていく未来の自分像。
「あぁ。これが一番納得がいくかも」
ようやく1号が納得。
しかしここまでの会話で私が納得できなかったこと。
ドラえもんのあらすじを話していたら、2号が一言。
「えぇぇぇぇえぇぇぇぇっ!ドラえもんてロボットだったのっ!」
うーん。いくらキャラクターものにほとんど関心を示さないとはいえ、そのくらいは知ってると思ってたよ、母は。
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