1号は午前中ドッジボール。
隣の校区の体育館を使うというので、自転車で送迎することにしたら文句タラタラである。
「疲れ過ぎちゃって、帰り自転車こげなくなったらお母さんが担いで帰ってよっ!」
…内容はずいぶんヘタレな癖に、ずいぶん偉そうに言うなぁ。
結果としては帰りも友達が乗っているクルマに追い付くために全力疾走で漕ぐため、追い付くのが甚だ困難だ。
そんな無茶をせんでくれー!
さ、こっちはそろそろ曲がり角だ…って1号っ!なんでまっすぐ行くのっ!
ちょうど曲がり角のビルに入って行ったチームメイトのお母さんのクルマのところまで漕ぎあげて、挨拶をしてからおもむろに帰り道に戻る1号。
ぜぇぜぇぜぇ。
こちらも挨拶をして1号を追いかける。
坂道を自転車でかけのぼって…登りきったところで、ハンドルに上半身を突っ伏して
「へばったぁ。クルマって走り出しはゆっくりだったから追い付くかと思ったけど、早すぎ!」
………………。
誰かが見ているところでは意地張ってただけかい。いきなりヘタレやがって。
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