スポ小で子ども達の遅い日。
7時半ころ帰ってきた1号は、時間がなくてやり残していた習字の道具を洗ってから風呂に入り、ご飯を食べる。
2号はいつも8時半ころ帰るのに、今日はちょっと遅い。
2号が帰ったころには先に寝る、と布団に行く1号。
はぃ。お休みなさい。
2号が剣道の道具を片づけ、風呂に入っている間に、夜ごはんの準備をする。
ふと子ども部屋を覗くと、空けっぱなしのドアから1号の寝てる姿が…あれ?
1号の布団が敷いてある場所が、掛け布団の盛り上がりのシルエットが見えない。
よく見ると、敷布団は確かにあるけど掛け布団もない。代わりに2号がいつも寝ている手前はもっこりと盛り上がっている。
1号。なんでさ。
自分の掛け布団も2号の掛け布団も一人占めして、そして2号の布団で寝なくちゃいけないのよ。
べり、と二人分の掛け布団をはぐと、脚を敷き布団の幅いっぱいに伸ばして寝ている1号。
「はにゃぁぁぁ」
と叫び声を上げる1号。
えぇぃ!自分の布団に行けっ。
そういや夜中に起きる時も妙に2号の布団に入りたがる1号。
寝る時も2号にいたづら気分かい!
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