出先から帰る途中、2号から電話。
「今 学校から帰ったよ!」
おぅおぅ。お帰りなさい。母さんもすぐに帰るからね。
手洗ってすぐに片づけして、宿題始めてなさいね。
「は〜い」
…いつも返事だけはいいと思うが、実行できないのが2号の痛いところ。
ただいまー。
ほら、ランドセルの横に座ったまま、ランドセルのフタがそもそも開いてないし!
「ぼんやりしちゃってた〜」
…そのまま母が2時間帰ってこなかったら2時間ボーっとしているのが2号のお約束である。
で、ようやく監視の目が帰ると、ようやく動き出す2号。
「あのね、ぼくちょっと悩みがあるんだけど」
…ん?
「宿題で、プリントじゃなくて、漢字練習とかあのね帳の宿題があるよね…」
あぁ。ノートにやるやつね。
「あれ、どうしても提出し忘れちゃうんだ」
…えーと?学校ではどういうルーチンで提出するの?
授業の時に提出するの?それとも?
…うんうん。
学校に行ってランドセル開けて、教科書とか何とか机の中に入れて…
「その時に、宿題のノートは前の先生の机の上にあげればいいのに、他の教科書やノートと一緒に机の中に入れちゃうんだ」
確かに、見ていると国語の音読カードも、キチンと私が判をついたところでも、先生の確認印が入らないことがある。あれって、2号が提出してないってことなわけね。
あれだけ毎日、他の遊びを先行してやってしまって怒られて泣きながらやったり、宿題しているつもりで気がつくとぼんやり周りを見ていて1時間以上かかったりして泣きながらやったりしている宿題が、最後の「提出する」という行程で「さぼったこと」になるのはなかなか、2号の仕事も抜けがあり過ぎる…。
2号。宿題っていうのはね。提出して初めて、「宿題した」っていうんだからね…。とほほ。
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