6時過ぎたよ〜。起きなさい〜。
そう言っても、いつもどおりなかなか起きてこない1号2号。
1号の目覚ましは果たして役に立っているのか否か。肯定的に思う日よりも疑問に思う日が多いのはなんでだろう。
とりあえず小鍋を出してお湯を沸かし、野菜をさっと茹でる。
子ども達の喧嘩の声が聞こえてくる。
つーか一方的に1号が激高し、2号の悲鳴が上がり、1号がわめくというパターンは毎回だが。
なんでそんなにけんかっ早いかな。1号。
なんか飼猫氏がドア越しに子どもたちを叱って声をかけている。
珍しく2号が先に着替えを終えて給食袋片手にキッチンに来て、給食用の箸ケースを引き出しから取り出してランドセルのところに持って行く。
あとから来た1号、同じ引き出しを開けて…
「あっ!2号のやろう!」
と言ってもう片方のまったく同じ箸ケースを片手に、ランドセルのところにいる2号のところに飛んで行ってまた喧嘩をふっかける。
…同じ色同じ素材のケースだから間違えただけじゃん。
「そんなことなぃっ!絶対さっきの仕返しに、わざと間違えたんだっ!」
…そんなん、1号じゃあるまいし。
で?さっきはなんで喧嘩になってたのよ。
試しに訊いてみる。
「昨日、2号が子ども部屋の掃除機かけた時にさ、掃除機の吸い口の細い奴、ぼくのデュエルマのカード片づけてる棚にわざと突っ込んであったんだっ!」
…わざと突っ込むほど2号は気持ちは細やかではないと思う。単純に、片づけ忘れたか、片づけるのが面倒で目の前の適当な棚に突っ込んでなかったことにしたかのどちらかである。ちなみに、自分の棚に隠した方が発見されて叱られることは少ないという事実には、まだ2号は気付いていないと思う。
「でも、掃除機の吸い口なんて汚くて普通イヤじゃないっ!?
だからっ、2号を押したら、2号が倒れてきてぼくの足の上に落っこちたんだっ!
ぼくは痛かったんだよっそれでっ」
…それって自業自得っていうと思うわ。
「ちーがーうー!2号はわざと転び方工夫してぼくの上に落ちてくるようにしたんだよぅっ!」
だからそういう執念深いことを考えるのは、我が家では1号だけだってこと。そろそろ学習して欲しいよ。
朝からガックリ疲れる1日であった。
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