というわけで2号は日本脳炎の予防接種である。
1号と飼猫氏が朝早く出かけたあとで遅い朝食を食べて病院に出かける。
「痛いのかなぁ」
そりゃー痛いよ。注射だもん。
診察室に入って、やっぱり言う。
「い、痛いのかなぁ」
そりゃー痛いよ。注射だもん。
その様子を見ていた先生が
「どうします?」
と訊くので、どうする?、と2号に訊く。
「やっぱりやる〜」
よしよし。
処置室に入り、先生が2号の手をとって腰に手を当てさせるポーズにさせる。
あ。左利きなんで、差支えなかったら右腕にやってください。
「あ。はぃはぃ」
看護婦さんが消毒をする。
この辺で2号は落ち着きがなくなり
「やっぱりこえー!」
と腕をバタバタさせるが、先生は意にも介さずにその腕をひょいと押えて注射針を刺す。
「や、やー、やー!」
と言う。
ほら。終わったよ。
「…??? 全然痛くなかったよ!」
…その割には、えらい騒ぎようだったが。
周りは全員苦笑いである。
2号に言う。
あんたはさ。赤ちゃんの時に採血した時 でも、寝たまま処置室に連れて行かれて、採血中も起きないで熟睡のまま帰ってきたことがあったり。
「えええっ!?ありえね!」
2歳ぐらいの時だけど、アタマ縫ってる最中に寝ちゃった こともあったしねぇ。
「えええっ!?ありえね!」
もしかしたら、2号は痛覚ないんかと心配したころもあったんだよ。
「でも蹴られたり叩かれたら痛いよっ!」
そうだねぇ。
じゃぁ針とか包丁とかだと痛くないんかなぁ。
「お、お、おかあさんっ。ぼくが寝てる間に、針刺して試したりしないでねっ」
あとじさる2号。
…しねーってば。そんなこと(苦笑)
この記事に対するコメント[2件]
1. まじん — September 27, 2009 @13:05:46
Yumikoit October 8, 2009 @07:07:00
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