1年生は学校でアサガオを栽培。
昨日のことだが、小さな牛乳パックに間引きしたアサガオの苗を入れて持ち帰る。
一緒に帰ってくるSくんは、丁寧に牛乳パックを掌に抱えて帰ってくる。
見ると、小さな小さな苗が、牛乳パックの中に入れた土の中に、きれいに植わっている。
2号、あなたは?
「ランドセルの中!」
…大丈夫なんだろうか。
家に帰ってランドセルを開いている。
確かに、ランドセルから赤い牛乳パックの小さな箱を取り出しているのが見える。
なるべく早く、植え替えてあげないとかわいそうだよ。
「うんー」
そこへ1号帰宅。
「今日はK谷くんちに行くよ!」
「えー、ぼくも行っていい?」
「あとで電話して、K谷くんがいいって言ったらね!」
おやおや。
1号が超特急でランドセルの片づけをして、遊びに行く準備をしている。
2号はというと、学校の宿題が初めて出たので、プリントに四苦八苦。
しばらく電話をしていたが、1号が
「じゃぁ行ってくる!」
と飛び出していく。
どうやら、2号を連れて行ってもいい約束は出たのだが、肝心の2号がいつまでも宿題に取り組んでいるので待ちきれなくなったらしい。
涙を流す2号。
宿題と片づけを何とかやっつけると、自分も裏山に遊びに行く。
Sくんとその友達が遊びに来ているのを知っているのだ。
…アサガオはどうなるのかなぁ。
つーわけで、今朝、そのあたりを2号に訊く。
「あー。忘れてた!」
学校に行く前に、大急ぎで牛乳パックを片手にベランダのプランターのところに行く2号。
…ありゃ。
2号、間引きしたアサガオを持ち帰る時、土もなにも入れないで持ち帰ったの?
ぺしょん、と、シナシナに干からびたようなアサガオ。
これじゃぁ植えても生き返るのは無理に見えるなぁ…。
Comments