子ども達が、「アタゴオル 」を読んで、
「ねぇねぇ、酢ダコって美味しいのかなぁ」
と言う。
特に単行本の最初の頃に繰り返しヒデヨシが酢ダコへの執着を示しているからに違いない。
酢ダコかぁ。
私は子どもの頃、父親が刺身をあまり食べない家庭だったから、おかずとしてはあまり食べたことがないんだよね。割と好きだったんだけど。
そういうと、飼猫氏が
「オレが子どものころは、よく食べたぞ」
と言うので買ってきてみる。
買い物についてきたときから
「酢ダコ、酢ダコ」
と大騒ぎの2号。
ドッジボールの練習から帰ってきて
「酢ダコだぁぁ」
と大喜びの1号。
酢のモノも食べる時と食べない時があるのに、何でそんなに盛り上がるんだろうね。
酢ダコをスライスして皿にのせていると、2号がパックの底に残っていたわさびのパックを見つけて
「ぼく、お刺身みたいにわさび醤油で食べる!」
と言う。
酢ダコは醤油とかつけるよりもそのままで食べるものと思っていたが違うのか?
1号も刺身と同じように感じたのか、醤油で食べようとする。
ただし、刺激物に対していまだに免疫の少ない1号はワサビに手を伸ばさない。
他に、大豆とひじきの炒め煮、ほうれん草ともやしのおひたし、汁代わりにそばを少し茹でて、かぼちゃと漬物。
さてご飯だ。
一口食べて二人とも
「おいしーぃ」
とパクパク食べる。ご飯そっちのけ、他のおかずもそっちのけである。
「ちょっと固いのが、タコとかイカとかはねぇ」
「それがタコやイカのおいしいところだから」
といっぱしに言うのだが、しこしこしてるのと固いのとは違うから。ボキャブラリをもう少し充実させて欲しいな、と心の中でツッコんでみる。
中盤にさしかかって1号、
「ぼくには酸っぱすぎる」
とギブアップ。残りは他のおかずとご飯を各個撃破に切り替える。まぁそれも一つの選択。
そもそも他のおかずとかご飯とバランスを考えて食べないと、ひとつの味に負けてしまうのは当たり前。2号はどんどん食べるが、途中で腹がいっぱいになったと見え、トイレと称して逃げだすのでテーブルが片付かなくなる。
まぁ新しい食材に興味を示す様子も面白い。興味深い観察の対象であった。
この記事に対するコメント[2件]
1. まじん — December 16, 2008 @11:36:57
そういや、正月用に買ってたなぁ。もう正月ですねぇ。
Yumikoit December 19, 2008 @09:18:07
今年は買ってみるのもいいかな。わくわく。
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