さて、昨日のことなんだけど。
やっとのことで縄跳びから引っぺがして、1号帰宅。
風呂掃除が終って戻ってきた1号の膝がべっとりと濡れている。
どうするのよ。
「…着替える」
そう言って、ドッジボールの練習に来ていくハーフ丈のジャージに穿きかえる。
宿題もまだのようだが、ついでだと言ってトップスも、ドッジボールのユニフォームのTシャツに着替えている。
…おぃおぃ。その半袖ハーフ丈のTシャツとジャージでどこに行くつもりよ。
「大丈夫だよ。この上にトレーナーを着るから」
嫌な予感がしなかったとは言わない。
「おかーさんっ。5時5分だからドッジボールに行くから送って!」
うんうん。もう外は暗い季節。学校まで子ども一人ってわけにもいかないからな。
2号、ちゃんと風呂入っておきなさいよ。
そう言って深く考えもせずに1号の後を追って自転車にまたがって出かける。
しばらく自転車を漕いで、1号のリュックを背負った背中を眺め…。おぃ。
「1号、ジャンバーを着ないで寒くないの?????」
「…さむぃ」
家の中は半そでTシャツ+長袖トレーナーで寒くなかったろうが、外ではそうはいかないだろっ。外の気温差と考えてコーディネートせいよっ。
そんな説教を、自転車を漕ぎながら2回3回とすると。
学校について自転車を停めながら、1号がつぶやいた。
「お母さん。帰り迎えに来る時に、長袖のジャージと長ズボン持ってきて」
…1回はいいけどな。次からは持ってこないぞ。自分で何とかせぃっ!
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