町内会の虫取りで、2号がカブトムシをもらってきて1週間が経った。
雌3匹、雄3匹。
1号ほど熱狂的二いじり倒すでもなく、淡々と、でも楽しみに世話をする2号。好きすぎず、嫌いすぎずってところでバランスが取れているのかもしれない。
朝、ふたを開けて昨日の昆虫ゼリーを片付けて新しいのと交換してやる。
ゼリーの蓋のフィルムを片付け損ねてそこらにばらまくので、時々説教をする。
日当りのいいベランダなので、2号の世話が終わると私が一旦日の当りにくい高い所に置く。アイビーの陰に隠れるので多少はいいかと。
夜になると、狭い水槽の中で、カブトムシが喧嘩をしていたり飛ぼうとしてあちこちにぶつかったりしている様子が、網戸越しにリビングにも聞こえてくる。
元気だなぁ。
昨日のことだが、2号に
「元気に過ごしてくれて、来年も飼えるように、卵がかえるといいね」
と言うと、2号は即座に否定した。
「ええっ。それは無理だよ!」
えー????なんで?
「えっとねぇ。xxくんが言ってたんだけど、カブトムシはねっ。オス・メス・メスの組み合わせじゃないと卵を産まないんだ!」
…それはどこの世界の一夫多妻制のカブトムシですか???
雄と雌がいりゃ繁殖するだろ?
「ちがうよ!だってxxくんが言ってたんだもん!オスとメスじゃダメなの!オス・メス・メスなんだってば」
ふぅぅぅん。じゃ、うちにはいないんだ?
「そうだよぉぉ。だってうちにいるのはオス・オス・オス・メス…あれれれ?」
6匹いるカブトムシ間の組み合わせをアタマの中で想像したのか、一人で勝手に合点して、納得してしまう2号。
彼に生命の神秘について話すべきか、それとも誤解をそのままにしておくべきか。
この記事に対するコメント[2件]
1. えぐぞせ — August 3, 2008 @00:35:56
♂
♀♀♀♀♀♀
という構成でした。
先日、♂と正妻♀(…たぶん)が逝去。
残った妾をどうするか、審議中。
Yumikoit August 6, 2008 @08:24:05
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