マイミクのとみのさんから借りる。
幼稚園から帰ってきて、おやつを食べた2号に
「面白い本があるよ」
と手渡してみる。
漢字がいっぱいで、ふりがなもふってない文庫本。
じっと見ていた2号が
「読んでー」
というので、読んでみる。
まず一番最初のページにある不規則な腕を伸ばした鉄塔の写真に一撃される2号。
うひゃぁぁ。なんだーこれー。
文体は硬くて、まるで専門用語を並べたようなぎこちない文章。
2号にとってはかなり難しい言葉も並んでいるはずであるが、じっと聞き入って、時々先走ってページをめくり、先にある鉄塔の写真をじっと眺めている。
5ページほど読み進んだところで1号帰宅。
「もういいっ」
あわてて読むのを中断させて、もう一冊借りたコミックスを手にとってわざとらしく読み始める2号。
あとで
「おもしろかったの?」
と訊くと、にやり、と笑って続きも読んで欲しいという。
うーん。この厚さの文庫本を、読み聞かせろと???
サンゴロウよりも苦行になりそうだ。
「でもね。映画も見てみたいな」
映画があることを話すと、目をキラキラさせる2号であった。
とみのさん、洗脳は完璧のようです…。
この記事に対するコメント[2件]
1. とみの — May 9, 2008 @09:01:53
うちの1号も本を読んだのは小学3年生になってからです。(さすがに読み聞かせではなかったけど・・・小学生なので難しい漢字はたぶんトバし読み)
映画はたぶん年長で見ていたはずなので、映画からの方が入りやすいと思います。
鉄塔もいっぱいでてくるし、子どもが主役だから、共感できかも。
共感し過ぎて、同じことやりたがるんですが・・・
文章はちょっとぎこちないですが、読み進めれば慣れるとおもいます。(私もまだ1章しか読んでないけど)
あとがきや、解説から読む方が文章こなれていていいかもしれません。
こちらはのだめ一気読みしてしまいました・・・止まらなかった
あ、チーの本まだ子どもに見せてないや
Yumikoit May 12, 2008 @20:47:02
2号はあの5ページの先、進んでおりませぬ。まずは映画の方を見ようと心に決めているらしい。
とりあえず、鉄塔を見ると狂喜乱舞するのですが、1号が冷たくその様子を眺めているのがまた興味深いです。
…1号はすっかりチーどっぷりだしな(呆)
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