できることは少しずつ増やしてもらおう。
そんな事を云いつつ、結局なかなかお手伝いは増やせないんだけどねぇ。
とりあえず1号も2号も最近、お茶碗にご飯をよそうのは少しずつできるようになった。
周りにご飯粒が散乱するのはご愛嬌である。
さ、炊飯器もメロディが鳴ったし、おかずもできてるから、1号、ご飯よそって。
そう言ったのは数日前のこと。
我が家では炊飯機はリビング側につきだしているキッチンカウンターに載せているので、子ども達にはちょっと位置が高い。
1号も2号も、踏み台を持ってきたり背伸びをしたりして、適宜乗り切っているようだ。
「最初は、切るように混ぜるんだよねぇ?」
そういいながら1号が不器用にしゃもじを動かす。
そういや1号は、どうしても「しゃもじ」が覚えられなくていつも
「ご飯のおたまどこっ?」
と訊くんだ。
うわぁぁぁぁ。
1号の叫び声。なんだなんだ。
炊飯器からほど近い床の上。直径4センチくらいの白い山。
切るように混ぜようとしたご飯の塊が、空を飛んだらしい。
合掌。
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