珍しく早く帰ってきたくせに、パソコン部屋にこもって夜ごはんの前に一眠りを決め込んだ飼猫氏。
2号が夜ごはんだよと起こす画策をしている。
「ボク、これで起こそうと思うの!」
と持ちだしたのは大きめの銀色の目覚まし時計。
ふ〜ん。とあまり気にも留めずに夕ごはんの支度を続けたものの。
じりりりり、じりりりり、と目覚ましを鳴らす練習を繰り返す2号。
あれれ?
2号、それ、昨日1号に買い与えたばかりの1号の目覚まし時計じゃん!
風呂から出てきた1号に、2号が目覚まし時計をいじりまくっていた話を一応伝えて、時間とアラームの設定時間をチェックするように言い置く。
1号はあまり心配していないのか、それとも明日は運動会の振り替え休日で自分は休みのせいか、イマイチ反応が薄い。
2号が「ボクが壊した目覚まし時計…」と言うに至ってようやく確認しに行く。
「うん。ボクは5時50分に目覚ましをセットしてあるから」
ふむ。ホントに大丈夫か?
8時に2号が寝に行く。ついでに子ども部屋に行って扇風機をつけ…目覚まし時計をチェック。
そのまま目覚まし時計を持ってリビングでゲームブックを広げている1号にもってった。
1号、あんたさ。アラームだけじゃなくて現在時間もちゃんとチェックしなさいよ。1時間もずれてるよ。
Comments