図書館から帰って来て、借りてきた本を片づけるでもなく1号と2号がケンカをしている。やがて、2号がぷりぷり怒りながら言いつけにやってきた。
「お兄ちゃんが、ボクのもの勝手に触るんだよ!」
ふ〜ん。それで?兄ちゃんにちゃんと自分で言えたの?
勝手に恐竜キングのカードケースを開けて、自分のと交換したと主張する2号。
それって何よ。
1号もやっぱり怒りながらやってきたので、事情を訊くと、先日飼猫氏のクルマの中で遊びながら恐竜キングのカードを交換していたことを、なしにして欲しい1号。いや、それは交換したものだから俺のものだと主張する2号。
ふっふっふ。いつかはだれかとやると思っていたこのトラブル。
相手がよその子でなくてよかったねぇ。
ほくそ笑む私。
まずは、交換したカードは捨てたものと思え。帰ってくるとは思うな。
交換によって得たカードを、もし返してほしいと相手が言ってきたら、元と同じカードと交換なら気前良く応じよ。
それでお互いが納得しないなら…交換前のカードも交換後のカードも相手にあげるつもりでいろ。
ついでにこの場合には、兄弟げんかなので。喧嘩両成敗。子ども同士で解決できないなら、親が両方とも没収なんだよぉぉぉん♪
つ〜わけで、解決法を探る。
2号は、問題の4枚のカードを2枚2枚で分けようと主張。その分け方に納得できない1号。
ふむ。では1号。4枚のカードを「2組に分けたどっちを2号にあげても惜しくないように」2枚ずつに分けなさいと指示。しばらく悩んだ末に2号も納得できるカード内容の組み合わせに。
でもさ。どうでもいいけど、2号よ。もめている間にあんたの入浴時間はすでに30分過ぎているが?????
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