税込価格 : ¥1,470 (本体 : ¥1,400)
出版 : 鈴木出版
サイズ : A5判 / 221p
ISBN : 4-7902-3149-6
発行年月 : 2004.12
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おはなしの上手な友だちがいるのはいい。
物知りで、それをうまく組み合わせて上手におはなしのできる子。
打てば響くような答えが返ってくる言葉のキャッチボールのできる子。
そんな一人の女の子が、始めた「おはなし」。
もし、ヒットラーに娘がいたらどうかしら。彼女は、何を感じて何を考えるだろう。
どんな育ち方をするだろう。
そして、何を信じて生きていくことだろう。
その話のうまく言えない「どこか本当の重みのある」ところに、主人公の男の子は惹かれる。僕は何を信じればいいんだろう。
ニュースで言われている戦争は?虐殺は?僕には止められないんだろうか。
誰が止めるんだろうか。
お父さんは?お母さんは?どう考えているんだろう。
遠い世界の出来事なんだろうか。それでいいのだろうか。
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