ねらってるねらってる ねらわれてるねらわれてる

近藤 薫美子作・絵

税込価格 : ¥1,323 (本体 : ¥1,260)
出版 : BL出版
サイズ : A4変形 / 1冊
ISBN : 4-89238-855-6
発行年月 : 1999.4
にんきものずかんLink 」が面白かったので、1号のリクエストで借りてくる。

なんていうのか、これってどっちが表紙?
片方の表紙には、「ねらってるねらってる」
裏を返すと裏表紙にもまたあたかも表紙のようなデザインで「ねらわれてるねらわれてる」

背表紙もそして中のページ構成も。
本を上下逆にしても読めるような不思議な構成。文字も上下から読めるようにうってある。

まず最初のページに、円周上に配置された文字で
 「トンボのヤゴがねらってる カエルがねらわれてる」
とある。
ページを開くと、宝探しのようにわさわさちまちまと描かれた挿絵。
ここから「ヤゴに狙われているカエル」を探すわけ。

「ミッケ」のような構成で、淡彩ペン画のかわいらしいイラスト。
子どもたちは大喜びでページの中のキャラクターたちを探す。

そんな、構成。

ところが最後まで読み進めて、やっぱり円周上に並べられた課題を読んで。
あれ?
このページが最後だよ。この課題はどこのページで探すんだろう。
考える。

そして最後の(裏)表紙をめくる。─ はた。

本を、上下逆にする。こちらが、今度は本の最初ってこと。
ほら。ね。
1冊で表からも裏からも読める絵本なんだよ。

? posted by Yumikoit at 08:17 pm pingTrackBack [0]

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