１号がお話を作って、書いている。
主人公は２号で、１号いわく「全３巻の予定。シリーズ物なんだよ」だそうだ。
縦書きなのに、左から右に書いているし、「を・お」や「は・わ」もちゃんと使い分けられていない。鏡文字も沢山あるけれども、本人は一人前に作家気分らしい。くすくす。
１号が昨夜から書いているときは、２号はひどく嫌がっていたが、今朝はわくわくとして次はどうなるの?と１号の代わりに目次を作成している。
「最後のタイトルはね。"ママにあう"にしてね」
「ええ〜。でも全部で３つのお話だから、まだこのお話の中では、ママに会えないんだよ」
どうでもいいが、私は２号に今までママと呼ばれたことはないんだが。
どこのママじゃぃ(笑)
ちなみにこんなはなし。(誤記はそのまま。２号のところには２号の名前がひらがなで入っている)
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２号シリーズ〔１〕れっしゃのたび
１．きびしいそら
あるひ ２号くんが そらお とんでいました。
そしたら、えきお みつけました。
２．さいごのれっしゃ
よる２じころ、さいごのべるが、なりました。
そしたら いそいで れっしゃに のりました
かねお はらわないで のりました。そしたら、れっしゃが そらお とびました。
３．ていしゃえき
そしたら、どうでしょう、２号くんたら びっくりしました。
そしてつぎのえきわ すると!!!! どうでしょう つぎのえきが かせいなのです。
４．あついかせい
かせいについたら あつかったから、もう２号くんが ばくはつしそうなのだ。
つぎのえきへ いこう。
５．おぼれるどせい
つぎのえきが どせいだったから またびっくり!!!
つぎわ どせいです。どせいについたら、もうおぼれそうでした。
６．つきへむかう
つぎのえきが つきだったので、もうよろこびました。でも、まだよろこぶのは おそいです。
だってまだ、たいようが すぎていないのです。
もう つきです。
つきでは ていしゃお ながくとまります。
つきでわ、たくさん つきのいしお ひろうのです。
つきに ついたら、みたことのないいしばっかり、そしたら そのみたことの ない いしを ひろいはじめました。じかんが ありません。はっしゃ します。
＜おわり＞
この記事に対するコメント[4件]
1. 水無月 — January 16, 2007 @11:01:01
可愛いですね、こんにちは。
自分を主人公にしないのは
それだけ弟さんを近しく感じているからかな？
自分が主人公は恥ずかしいのかもしれませんね。
１号君のドキドキ感も、２号君のワクワク感も
よく伝わってきます♪
最後「ママ」に会えるといいですね（笑
問題は、２号の書いたお話はどこから読むのかどこに続きが書いてあるのか判らなくて、本人にも読み返せないということですね(爆笑)
3. のらくま — January 18, 2007 @13:20:45
特にここ
＞もうよろこびました。でも、まだよろこぶのは おそいです。
笑いが止まりません。
そうくるかーと。
「喜ぶのは早い」んじゃないの？と訊いたんですが、「これでいいの！」だそうで♪
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